ひと粒でいい! お金の種を植えなさい

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

週末、お盆休みに読んだ本が、お金について良いことが書いてあったので紹介です。
私も含め、投資を専業でしている方は、資産運用は得意な投資は株一本という方も多いと思います。

そして、ある程度の資産が出来ると一部を不動産などに移し、安定したキャッシュフローを得た上で、さらに投資に邁進する。。。

もちろんそのやり方でも問題はないと思うのですが、今回読んだ一冊「ひと粒でいい! お金の種を植えなさい」の以下のエピソードでもう少し選択肢を増やすべきだと考えるようになりました。

以下抜粋です

グローバルが当たり前の環境にあるシンガポールでは、事業投資が盛んである。
 投資といえば株式債券や外為、ファンドなどの金融投資や不動産投資を、まず思い描くかもしれないが、最も多いのが事業投資なのだ。
 日本人には、事業投資はなじみがないかもしれない。

 しかし、シンガポールでは起業をするビジネスに投資をする意味として、事業投資が位置付けられている。
 シンガポールでは、所有と経営を分離して考えるため、その事業に投資する「一投資家としての自分」と、投資家から経営の委託を受けた「取締役という立場の自分」を切り分けて考える。
 事業投資によって、高級車40台を保有している人や、大学教授か投資家になっているケースもあるくらいだ。

 日本では起業したとき、自分自身の概念が事業を立ち上げるという点にフォーカスするため、労働兼マネージャー兼取締役役員にというように、4者それぞれの立場を分けて考えていない。渾然一体である。
 だが、シンガポールでは、自分一人の中に、四者の役割を截然として、分けて持っている。
 自分の労働者としての賃金、マネージャーとしての給与、取締役としてのマネージメント評価に対する報酬、事業が大きく成功したときの株主への配当というように勤労所得だけでなく、成功報酬や投資所得を分別して認識している。
 これは東インド会社設立の、英国流の考え方が浸透しているものと思われる。
 その事業を、株主として、株式を売却するという事業譲渡から資金を積み上げていく人が多いのが実情である。
 そこから事業投資をして、株主として、また、投資家としての立場で事業を考えるというシンガポール流の錬金術を私は学ぶことができた。

抜粋ここまで

いかがでしたでしょうか?
証券ディーラーとしての利益は、あくまで給料に近いものです。
現状では、所属する会社がいくら利益が出てもボーナスは付加されませんし、配当もありません。
今のところ勉強中の中長期投資の配当以外の投資所得もないです。もちろん他の事業も所得もほとんどありません。

今後のヘッタ・チャンとしては、本当の意味での事業所得や配当以外の投資所得を持った方が寄り人生の選択肢が増えるのではないかと思いました。

ちなみにこの本の後半に事業所得の第一歩として、

・最低投資金額は1ロ1万シンガポールドル(約80万円前後)一括支払。
・元金と最終リターン支払が契約で明確(不動産区分所有権を契約で決まった額で買い戻す)
・投資期間は24ヶ月。
・リターンは、


    投資から12ヶ月後に7%のリターン。
    24ヶ月目には21%のリターンと投資元金。

 

という、本当ならすごいぜ!という投資案件が載っています。

気になったので詳細を調べようと著者のホームページに飛んだのですが(この投資を推奨するわけではないので、詳しく知りたい方は著書を買って巻末から飛んでください)

すでにこの案件は完売とのことでした。
嗅覚鋭い人の行動早い…

というわけで、お盆に読んだ当たり本「ひと粒でいい! お金の種を植えなさい」がオススメ!というお話でした。