「幸せをお金で買う」5つの授業

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

尊敬する投資家さんの一人が勧めてくれた
「幸せをお金で買う」5つの授業 がとても良い本だったので、ここでも紹介したいと思います。

一般的に、幸せはお金で買えないと言われます。たしかにあるデータでもそれは出ているのですが、この本の著者は、「では、どうやったらお金で幸せは買えるのだろうか?」と大まじめに研究することにしました。その結果、お金の使い方を以下のように意識すれば幸せになれると気付きます。

50頁 時間が幸福に与える影響度
どんなタイプの経験でも、払ったお金に対して最も大きな喜びを得られるのはおそらく次のような4つの基準を満たすものでしょう。

・他の人々と交わることによって、社会的なつながりが生まれるような経験。
・この先何年にもわたって楽しい気持ちで繰り返し語ることができる思い出話につながる経験。
・あなたが感じている自分という人間、あるいはあなたがなりたいと思っている自分像に密接に結びつく経験。
・他の選択肢と簡単に比較することができないめったにないチャンスを与えてくれる経験。

 同様に興味深いのは、経験の時間的な長さは関係ないという点です。

抜粋ここまで

お金ができると、まずは物質的な充足感、ブランド品や家を買ったりすることが多いと思うのですが、そういった行動の満足感は長続きしないとこの本にはあります。

そうではなく、良い経験にお金を使うことがもっとも満足度が高いと。しかも、良い経験であれば、時間の長さに関係なく満足できるのです。(3泊4日の旅行も2週間の旅行も満足度は大きく変わらないというデータが本にあります)
これを知らずに旅行などではなく、家やカバンや宝石、服などにお金を使う人のなんと多いことか。

投資で財をなされた上で良い人生を歩まれているなと思う方の多くが旅行や様々の体験に積極的なことがよくわかる一冊でした。

ここ最近の相場でお金がヘッテルな人も多いと思いますが、ある程度資産を築けるよう頑張るためにも、ぜひ読んでほしい本一冊です。


「幸せをお金で買う」5つの授業

他にも面白いエピソードがあるのでまた改めて近々紹介しますので、気長にお待ちください。

みなさま、良い週末を!