ミネルヴィニの成長株投資法


お久しぶりです、最近は、出版関係の時間がヘッテル、投資関係の時間がフエーテル マネー・ヘッタ・チャンです


最近は色々と投資関係の本を読んでいるのですが、特に面白かったのはミネルヴィニの成長株投資法です。


この本は、私が投資で尊敬するふりーぱぱさんと夕凪さんが勧めていたので前から読んでみたかった一冊で。成長株投資のメリットデメリットがわかりやすく載っており、勉強になりました。


最近の自分の課題は短期、スイングで得た利益をどう運用していくかという点です。
金融機関に片足突っ込んでる身としては、売買制限が色々あって自分の資産で、デイトレスイングをする事は不可。


そうすると必然的に中期長期投資ということになるのですが、今までずっと短期の技を磨いてきたので、こっちの才能は本当にゼロ。
まず、逆張りで小さな利益をコツコツと積み上げるスタイルなので、上値を買うという発想がほとんどない。これが上げ相場では致命的で第二次安倍政権からの上げの恩恵をあまり受けていません。


そこで遅ればせながら、ふりーパパさんやavexfreakさんの投資法を昨年から学んでいるのですが、こちらが絶賛苦戦中。


ふりーパパさん銘柄
新高値つける → 買いに行く → そこが天井
新高値つける → 買いに行かない → そこからさらに上

avexfreakさん銘柄
推奨銘柄で上がってる銘柄 → 押し目を待って買おう → 押し目無く爆騰
推奨銘柄で下がってる銘柄 → 押し目を待って買う  → そのまま下へ

いやはや曲りっぷり半端ないです。ほんまに


短期投資のルーチンワークに多くの時間をとられて、中長期の勉強がまだまだなので、これからちょこちょこ日々の成績以外にも、悪戦苦闘ぶりを書いていこうと思います。


以下は今回の書籍で学んだ事のまとめです。
下記を頭に入れつつ、第2ステージ銘柄の探しに今年は頑張ってみよう、第2ステージをスクリーニングである程度見つけられたらと今色々調べてます。こっちでも利益出せるよう日々修行です


本を読んで得た学び・気づき
・ ほとんどすべての急成長株は第2ステージで最大の上昇をする
第2ステージの特徴
●株価は200日(または、40週)移動平均線を上回っている。
●200日移動平均線自体も上昇トレンドである。
●150日(30週)移動平均線が200日(40週)移動平均線を上回っている。
●株価は高値と安値を階段状に切り上げることで、明らかな上昇トレンドであると分かる。
●短期の移動平均線は長期の移動平均線を上回っている(例えば、50日移動平均線は150日移動平均線を上回っている)。
●株価が大きく上昇する日や週には出来高が急増し、通常の押し目の期間では、対照的に出来高が減る。
●平均以上の出来高のときには、下落する日や週よりも上昇する日や週のほうが多い。


・ある時点で、上昇の勢いは止まる。買い疲れが起きて、天井を付ける。これは頂上に着くのに似ている。登るべき山はもうなく、そこからは下りが始まる。通常、これが起きるのは、第2ステージの上昇トレンド中にベースが3つから5つ形成されたあとだ。

・業績回復した銘柄を買うときには、直近2〜3四半期の決算が極めて良い会社を探すべきだ。少なくとも、直近の2四半期にわたって大幅に利益が伸びているか、直近12ヶ月のEPS(1株当たり利益)が過去の最も高いEPSに近いかそれを超えるほどに、直近の四半期の利益が上昇しているか確かめたほうがよい

・どのセクターが相場を主導しているかを、どうやって見つけるか? 個別銘柄を追いかけることだ。私は52週高値リストを追いかけるのが好きだ。強気相場の初期に、新高値を付けている銘柄がかなりある業界が先導していることが多い

・並外れた上昇をした銘柄の3分の1は、その後の下落で上昇幅のすべてかほとんどすべてを失っている。測定期間にもよるが、その後の下落は平均して、50〜70%である。

・52週高値リストに焦点を合わせるべきだ。最大の勝ち組の多くは、新たな強気相場の初期にリスト入りするからだ。また、相場が下落している間でもかなり持ちこたえて、52週高値からの下げ幅が目立って小さい範囲(5〜15%)にとどまった銘柄にも気を配っておいたほうが良い

・私が従い、いつも実行しているひとつの共通性または聖杯があるとするなら、それはボラティリティ(株価の変動率)の低下という考え方だ。これは私がほぼすべてのトレードで探す、重要な特徴だ。ほぼすべての健全な値動き(機関投資家による買い集めの動き)に共通する特徴は、ベース内の特定の範囲で出来高を大幅に減らしつつ、ボラティリティが低下すること

・私はチャートの左から右に向かってボラティリティが低下しているところを探している。私はベースの左側から右側に向かって、ボラティリティが低下する銘柄をみつけたいのだ。

・ 横ばい圈での最高値から最安値までの値幅が狭く、終値同士の差も小さくて翌日の株価や翌週の株価にあまり変化がなければ、それは通常、健全な値動きである。

・最もわくわくするトレード機会とは、新規公開された起業家魂を持つ会社―上場後、数カ月から1〜2年以内の会社にある。実際、歴史を振り返ると、ほとんどの急成長株は、上場して8〜10年以内に並外れた上昇局面に入っている。

保有していればもっと利益が大きくなるという自信が本当に正当化できるものなのか、毎日、確かめ直す必要がある。

・買値から損切りのストップ水準までの値幅の数倍まで上がったら、けっして損失を出さないようにする、ということだ。持ち株が許容リスクの3倍まで上昇したら、私は逆指値を少なくとも損益分岐点まで引き上げる。

ボラティリティが大きくなるのは、市場環境が厳しいときがほとんどだ。そういう時間には、利益は通常よりも下がり、利益が出るトレードの比率(勝率)も間違いなく下がるはずだ。だから、それを補うためには、いつもよりも小さな含み損で手仕舞わなければならないのだ。