一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話


あるところにヘッテルという若くしてビジネスで成功した女性がおりました。
ヘッテルの元には、その成功の秘訣を聞きたいと多くの人が足を運んできました。


1人1人に丁寧に成功のコツを伝えていたヘッテルは、その面倒見の良さに評判を呼び、話を聞きに来る人は増えるばかりで、ついには一日かけても追いつかないほどの何百人という人になってしまいました。


そこでヘッテルは、大勢の前で、まずは基本的な所を話して伝えよう、村の公会堂を借りました。
何百人の前で話せば、一度に伝えられると思ったのです。


そして、一ヶ月間徹夜して、考えに考えた内容を話し始めたヘッテルでしたが…


熱くなって、すごい勢いで成功の秘訣を語るヘッテルの講義に来た人はさっぱりついてきませんでした。
早口でまくし立てるばかりで聴衆の顔も雰囲気も読まずに、ひたすら語るばかりです


一時間の講演を終えて我に返ったヘッテルの目に映ったのは、困惑しているだけの人たちでした。


せっかくみんなに伝えようと頑張ったヘッテルの話はちっとも伝わりませんでしたとさ


めでたくなしめでたくなし




こんばんは、今日がっっつり株でやられて、自信もお金もヘッテル、マネー・ヘッタ・チャンです。


正しいことをしても、確率論的に負ける日もある。わかっていてもやはりこの痛みになれないものです。


さて、今日のモノガタリは、「【NHK式+心理学】 一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール―」の以下の部分を参考にしたモノガタリです。


1分300文字は、相手に一番伝わりやすい理想の速度です
あなたが話をするときも、ぜひこの速さを目指してみてください。


会ったことのある方はご存じかと思いますが、ヘッタ・チャンは、株の話や儲け話をシェアし始めると目をキラキラしながら、まくし立てます。俗に言う立て板に水というヤツです。


これが2−3人の飲みの席なら問題はありませんが、出版を機にたまに人前で話す機会をもたせていただいても、同じようなことになってしまうことがあり、今回本を読んでみて。反省点多々でした。


この1分300文字というルールの何が良いかというと、原稿の理想的な読み方が時間で計れるということです。


今までは話す内容をある程度決めて、これとこれを話すと言った箇条書き的な進め方でしたが、カンペをしっかり作って、文字数を300で割れば、適切な読み方と時間がわかるわけです。一時間なら60分×300文字で18,000文字なわけです


ありがたいことに12月に二件ほどお話しさせていただく機会があるので、それまでに今回紹介した【NHK式+心理学】 一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール―を読みこなして、聞きに来てくださった方々の信頼を勝ち取りたいモノです。


人前で話すことがある方ぜひ読んでみてください。



参考にした一説
P.064 1分300文字の話す速さが、「NHK式」の共通認識であるからです。
 1分300文字の速さは、アナウンサーだけでなく、番組スタッフ全員の認識です。
 記者は、300文字を目安に、1分のニュース原稿をつくります(漢字とカナの使い分けは『NHK漢字表記辞典』にもとづきます)。


 映像の編集をするスタッフは、その原稿をもとに映像をつなぎます。
 たとえば、100文宇目で「火事の現場は○○区の○○交差点で」とあれば、20秒後には街の外観映像を映します。
 そして200文宇目で「救急車と消防車がかけつけ」となっているなら、40秒後に救急車が到着する映像を入れるわけです。
 すると計算上は、原稿の内容と映像がピッタリ合うはずです。


 ところが、アナウンサーが早口だったり、原稿を読むスピートが遅ければ、その理論はあっさり崩れ、ニュースの内容と映像はかみ合わなくなります。
 アナウンサーが1分300文字ルールを守るからこそ、本番がうまくいくのです。
 1分300文字は、相手に一番伝わりやすい理想の速度です。
あなたが話をするときも、ぜひこの速さを目指してみてください。

(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)


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