プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法!初心者はこれだけは読んどけ! 

マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話
あるところにフエーテルというお金が好きなファンドマネージャーがおりました。


エーテルは運用成績を上げるために自分の時間のほとんどを銘柄分析や市況環境の調査に費やして、ほとんど寝ることがないくらい仕事に没頭していました。


その結果フエーテルの運用成績は同社の中でもずば抜けて良くフエーテルの常に俺が一番稼げる人間なのは、当たり前だと思っていました。


ところがフエーテルが自分の運用成績をひっさげてファンドマネージャーとして昇級を要求すると会社はそれに難色を示しました。


というのも、フエーテルにとっては上司も部下もそのためのコマでしかなく、自分のやり方についてこれない人間には容赦ない言葉を度々上げていたので、フエーテルの業績を積極的に評価する声がかぎりなくゼロだったからです。


契約交渉の場で上司は


相場環境が良かったからとか
たまたま買った銘柄が上がっただけ
他にももっと儲かっているファンドが他社にある


などなど足を引っ張る台詞ばかりでフエーテルの成績を認めて給料を上げるなんてとんでもないといわんばかりです。
せっかく頑張ったにも関わらず、フエーテルの業績は認められないので、フエーテルはあほらしくなって投資を止めてしまいました


会社にもフエーテルにとってもどちらも利益が出ませんでしたとさ


めでたくなしめでたくなし



こんにちは、お金だけを稼いでいたい。めんどくさい人間関係なぞ、ヘッテルしたいマネー・ヘッタ・チャンです。
ブログが大分空いてしまい、すみません。


最近の相場は下げ相場でしたが、以前ブログで紹介した師匠夕凪さんのイベント投資法(再販決定!)や斉藤正章のシステムトレード、エンジュクのブログで知り合ったavexfreakさんの四季報先回り買い投資などで、着実に小金を稼いでました。
*時間がない方にオススメ優良有料メルマガ 「avexfreakのシークレットトーク」、ヘッタ・チャンも読んでます^^



とはいえ、お金を稼いでも、いざ使ったり資産を使う段で、人間関係が円滑かどうかで過ごしやすさが全く変わってくるので、人と関わるのを絶つわけにもいきません。


また今流行りの半沢直樹でも言われていますが、世の中には「部下の手柄は上司のもの。上司の失敗は部下の責任」とされることも多々あります。


そういったとばっちりを被らないためには、普段の人間関係を構築しておくとともに、いざそういう事態になった時のために、またそうなる前にこちらがどうするかを相手にしっかりと伝えておく必要があります。


本日のモノガタリでは、フエーテルは相手の言い分に言い返すことを諦めてしまっていますが、今回参考した「プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法」を読んでいたら、上手く相手の言い分に切り返して、契約をもっと良いものに出来た可能性もあったかもしれません。


日常生活で、大きな交渉をすることはあまりない人が多いかと思いますが、いざというときのために交渉術を学んでおくことをオススメします。私もこの本のおかげで、契約交渉が少しだけわかってきました。


交渉の中で実際影響力を及ぼしているのは誰なのか?
『職業としての敵意」にムダに怒り返さないこと
「本心の見抜き方」&「欲求の満たし方」のコツ
提案をずらすことで、相手のメリットが自分のデメリットにならないようにする


などなど、目から鱗が落ちるような交渉のコツが沢山あり、読んでいて付箋だらけ(苦笑)
今月の三連休にオススメの一冊です。ぜひ読んでみてください。




参考にしたページ
92頁 「軸」を増やせば交渉できる
 現在のリスクに視点が固定化されている相手に対して、私がよく使うのは、「時間軸の視点」を与える質問です。


「いま、お子さんをこちらで育てられる確率が九〇パーセントだとしましょう。これが五年後にどうなっていると思いますか?」
「え、五年後? なにか変わるんですか?」
 「お子さんが成長すれば、それだけ父親側が育てる確率も上がります。九〇八−セントだった確率が八〇パーセント程度に下がるとも言えます」


「現在のリスク」に固定されていた視点を「将来のリスク」も考えられるようにしてあげるのです。そもそもリスクは固定化されたものではありません。変動しているのです。行動を先送りすることにもリスクはあるのです。


たとえば、「五〇〇万円以下では嫌です」という相手に、「五〇〇万円なら一〇年後の支払でも良いですか?」と質問したとします。すると、別の選択肢が見えてきます。
「え? いや、それはちょっと……あくまで、いますぐの支払ということで」「では、金額と支払時期とでは、どちらを優先します?」
「うーん、どっちかと言えば……」


金額にのみこだわる相手に対して、「時間軸」という視点を与えます。
視点を増やせば交渉の余地が出てきます。


心理戦では、相手が言ったことを別の意味で解釈できないか考えてみましょう。
最近ブームになった片づけ方法に、「捨てるものを選ぶのではなく、残すものを選ぶ」という方法がありました。これも視点を変えた例です。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)




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 ヘッタ・チャンの日々の運用成績はコチラ
 ⇒ http://money.enjyuku-blog.com/

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 ヘッタ・チャンの本も紹介されていますが、本当に良いのかなと思う今日この頃
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