ぼくらのよくばり企業戦争
ご無沙汰しております、名古屋の暑さに気力がヘッテル 汗疹がフエーテル マネー・ヘッタ・チャンです
名古屋は暑いと聞いてましたが、正直舐めてました
家のエアコン壊れたら、ビジネスホテルに避難しますとか、ネタかと思ってましたが、実際そのくらい我慢できない暑さです
とはいえ、天気予報見るとどこも暑いみたいなので、どこも暑いだけなのかもしれないですけどね
さて、そんな暑さに打たれ弱いヘッタ・チャンですが、隔週連載「毒舌マッチポンプちゃんのマネーのカラクリ物語」を更新しました
「よくばり企業」
今回のモノガタリは美味しい話には裏がある…
というまあよくあるお話の一つなのですが、手口の一つとして、
一部の人には美味しい、ほとんどの人には不味い実態を、ほとんどの人には美味しい、一部の人には不味いと勘違いさせるお話です
これだけ聞くと、騙される方も相当かと思うかもしれませんが、予備知識なしに話をされたら、気付くのが難しいですよ
善意の提案っぽくみえる悪意は
今回のモノガタリは、「脱・社内奴隷 「伝説の先輩」が教える幸せになるための仕事のルール
」の一説を参考にしています
Amazonの宣伝文句
「イヤだけど会社を辞められないあなたへ。味の素・ベネッセで伝説を作った先輩の思考を盗め」
がなかなか刺さる言葉で良いなと思って読んでみたら、面白かったので参考にしてみました
ヘッタ・チャンとしては
・大学時代にちゃんと勉強していなくても社会人として何とかやっていけるのは、大学教育で身につけた高次な能力など、仕事場では求められていないから
・ルーティンワークに埋もれていくと、それに疲弊してしまい、創造性を働かせることができなくなる
・事業環境の変化、あるいは位置するステージの違いにより、企業が求めるトップの条件は変わる
・業績連動型の報奨制度を導入すると、総人件費を大幅に押し下げることができる
といった学びがありました
Amazonで絶版みたいなので手に取る機会があればぜひ読んでみて下さい
モノガタリの参考にした一冊
参考にした一説
人事制度という地雷
会社の中に存在する最大の地雷は、人事制度です。人生制度はさらに、給与体系、昇格体系といった小さな地雷で構成されていますが、これらの中にやる気が出でくるような施策は限りなく少ないのが現状です。
昨今、一〇〇社中一〇〇社が当然のように口にするのが、業績連動型の報奨制度にすべきだという考え方です。業績の良い人に高い報酬を与えることで、社員の仕事に対する意識が高まるから、というのがその理由ですが、これは会社の労務費を削減する好都合な言い訳とも言えます。
多くの会社では、仕事のできる二割の社員が残りの八割の社員を支えるというハ○対二〇の法則が当てはまる構図になっています。したがって、業績連動型の報奨制度を導入すると、総人件費を大幅に押し下げることができます。給料が上がるのは上位二割の社員だけで、残りの八割の社員の給料は下がるからです。
確かに、業績連動型の報奨制度は、頑張った人が報われる機会平等主義に立つものだと言われれば、反論の余地はありません。しかし驚くことに、自社の人件費の比率を答えることができる社員は、ごくわずかです。業績連動型の報酬制度を導入する前と、導入した後の何年かを比較してみれば、会社が人件費を抑制していることはすぐにわかるはずです。会社側が仕組んだ地雷であることは明白なのに、ほとんどの人たちがその構造に気づいていないのです。
抜粋ここまで