人生を「貧しくしない」ために! 今スグやっておく25のリスト


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあって、これからもおこるお話


あるところに自分にも他人にも厳しい会社社長がおりました


自分を厳しく律する社長は、自分を律せない人間が許せませんでした。
なので、社員のミスには容赦なく、ミスがあるとすぐにクビにしていました


ある日のこと、社長の右腕である部下が大きなミスをして大きな損失を出しまいました。
エーテルは激怒して、その部下を罵倒、今までの実績も無視してクビにしてしまいました


その彼が辞めてから、社長の会社は一気に傾いてしまいました
あれほど優秀だった部下ですら、一回のミスでクビになってしまうと思った社員が萎縮してしまったのが原因でした


あっという間に会社が潰れそうになって困り果てた社長の前に、会社が危ないと聞いた元右腕社員が再建を手伝いといってきました


でも社長は一度ミスした人間と仕事はしたくないとその申し出を断り、ついには会社は潰れてしまいましたとさ


めでたくなしめでたくなし



こんにちわ、日本市場の時価総額のヘッテルとフエーテルにくたびれ気味のマネー・ヘッタ・チャンです。


今年は株式相場が一ヶ月に10%上がったかと思えば、10%下がるというようなジェットコースター相場、一国の株式市場総額がそんな簡単に増減するのってちょっとおかしいと思います


さて、久しぶりの本日のモノガタリは、人生を「貧しくしない」ために! 今スグやっておく25のリストを参考にしました


この本は以前紹介した「今日が「最後の1日」だとしたら、今の仕事で良かったですか?」の著者で、今まで5回も死にかかったという生きることの達人、中村将人さんの新作です。


前回の著書を上梓してから、今はヤリタイコト教育家として活躍されているようです


今回の本で自分に足りていないと思ったのはずばり「縁を放置する」という視点


ヘッタ・チャンはディーラーを長くやっているので「損切りを迅速に」という視点がプライベートにもしっかりと入り込んできて、これはダメだと思ったら人でも団体でもさくさく損切りする癖がついてしまっています。


今までそれで良いと思っていたのですが、中村氏は「あの人とは、もう一緒に仕事をするのはごめんだ」という人でも、同様の失敗を経験し、そこで学んでいるのだろう。やがて成長して、キチンとした人になっている可能性もある


だから縁は切るな、放置しろ


と書きます。
この視点がまったくなかったヘッタ・チャンにはとても有意義な一冊でした


うん、あの会社とかあの人とは放置にしようと思えたとても貴重な一冊でした


人生を「貧しくしない」ために! 今スグやっておく25のリスト、ぜひ読んでみてください


ちなみに前回紹介した縁でお会いしたこともある中村氏が6月24日(日)に名古屋で講演をされます


テーマは「成長キッカケセミナー 豊かな人生につながる変化の起こし方


ヘッタ・チャンもお呼ばれして、10分ほど話させて頂く予定です、興味のある方はぜひ一緒に参加してみてください


それにしても、こんな前向きな企画にヘッタ・チャンを呼ぶとか、正気の沙汰じゃない


さて、何話そうかなぁ…、けけけ





参考にした一説
100頁 もう二度と顔も見たくない。
あの人とは、もう一緒に仕事をするのはごめんだ。
普通に生きていたら、正直、そう思える人も少なからず現れたりする。


仕事上でありえない失敗を繰り返したり、基本的な約束を守らない人、ビジネス上で嘘をついてしまう人などがコレに該当する。30代前半までの私自身が、こういった人たちとは一切連絡をとらないようにした。積極的に「縁」を切っていたのである。
しかし、あることをきっかけに、その考え方は180度変わることになった。


あるとき、こちらから縁を切った相手の電話に、誤って出てしまった。電話口で「しまった?」と思っている私に気づかず、相手は何事も無かったかのように「よかった、やっと、つながった。実は中村さんにお願いしたいことがあって」と話し始めたのだ。


心の中では「この人の仕事を受けると、取引先にも迷惑をかける可能性が高い。だから受けるべきではない」と思っていた。しぶしぶ話を聞いていると、以前のようないい加減さが、話の節々から消えていることに気づいた。


最終的に、もう一度だけ仕事を受けることになったのだが、さらに驚いたことに……結果的には、大きなプロジェクトを成功させることにつながったのである。


もし、「あのとき電話に出ていなかったら、この成功は無かったのか?」と考えると、大きな機会撰失になっていたであろうことにゾッとした。この一件のおかげで、私自身大切なことに気がつけたのである。
それは「縁」を放置することの大切さ。


こちらから縁を切るのはいつでも可能であり、簡単だ。切ろうと思えばいつだって自由に切れるのだから。


しかし、実際にやってみるとわかるが、グッと我慢して「放置する」というのは思いのほか難しい。だが、そこを何とかグッと踏みとどまって、あえてこちらから「切る」という作業をしないでおくだけで、これが「放置」していることになるのである。


「縁を放置する」には、忍耐が必要だ。ある種の訓練が必要と言ってもいい。そこで私は、この一連の作業のことを「縁を放置する技術」と名づけている。


縁を放置された人は、おそらく数カ月〜数年の間に、同様の失敗を経験し、そこで少し学んでいるのだろう。やがて成長して、キチンと面白い話を待ってきてくれるようになるのだ。河原の石が激流にもまれ、次第に鍛えられ丸くなるようなモノである。


しかし、この「放置する技術」を身に付けられたと感じたのは、私自身、つい最近のことである。恥ずかしい話だが、一度でも放置した人の成長を目の当たりにすると、「縁」は絶対にこちらから切るべきではない、ということが深く理解できるのだから不思議だ。
抜粋ここまで



「マッチポンプ売りの少女」もよろしうお願いします!!


問題のデビュー作「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話」