本当に洒落にならない追いぬかれた努力さま

こんにちは、日経平均が9000円割れ、今月は負けがフエーテル、お金もやる気もヘッテル マネー・ヘッタ・チャンです


5月は基本的にとりづらい月なのですが、やっぱり今年も上手く取れません。
来年はGW明けから休もうかなと思案中です


さて、久しぶりに隔週連載「毒舌マッチポンプちゃんのマネーのカラクリ物語」を更新しました


ついでに前回分MSNに載ったのにブログに書くの忘れました
ドニッチさん、ごめんなさいです


GWウィーク直前で浮かれてました
次回作の構想に気を取られていました


と言い繕ったところで今回のモノガタリについて紹介です


追いぬかれた努力さま


このモノガタリは、給料とはなんぞや、働くとはなんぞやということを書いた「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」を参考にして物語ってみています


読んでいて、嗚呼なるほどと思ったのが給料の決まり方には2種類あるという点


詳細は読んで頂くとして、給料には


1.必要経費方式
2.益分け前方式(成果報酬方式)


があり、1の働き方でのボーナスは、ガス抜きのためであって、それ以上でもそれ以下でもないと喝破します。


そして、労働には、1.自分のために「給料分の価値」を生み出す労働と2.資本家のために「余剰価値」を生み出す労働があるとも説きます


そもそも働くことと給料について、しっかり知る機会がないまま、我々の多くは働いてしまいますが、給料の構造がどうなっているかを知った上で傾向と対策を立てて、働き、給料を得ることの重大性を知ることが出来る良書でした


その構造を知らないと今回のモノガタリみたいになっちゃいます


他にも、著者視点での大企業の社員の給料が高いのはなぜか?についてなど、今までにない視点が沢山でオススメでした


僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?、ぜひ読んでみてください


備考 自分はもう10年近く利益分け前方式なことにも今さらながらに気付きましたw


モノガタリの参考にした一冊
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)


262 労働力は、すぐにコモディティ化してしまいます。
「技術進歩が目覚ましい」というと、一見華やかな印象を受けます。反対に、「ほとんど技術が進歩していない」というと、古臭い斜陽産業で、将来性がないような印象を受けます。


そして、就職(企業選び)に際して、多くの人が、今が句の「華やかな業界」を選びがちです。しかし、そのような業界では、過去に自分が積み上げてきたものが無意味になりやすい、ということをよく理解すべきでしょう。


反対に、変化が遅い業界、仕事のやり方が本質的に変わらない業界では、積み上げた資産は陳腐化しにくいです。


一般的には、そのような業界は「古い業界」と言われ、時流に乗っていない、これから発展しないというイメージを持たれています。建設業界や農林水産業界、数十年前の注目産業だった鉄鋼、繊維、運輸業界などが、それに当てはまるかもしれません。


ですが、このような「古い業界」だからこそ、今日一生懸命身につけた知識や今日一生懸命開発した技術を長い間活用でき、長い間「資産」として活かせるのです。
抜粋ここまで


仕組みと言えばこちらもオヌヌメ!「マッチポンプ売りの少女」



こっちもし耳の話ですね^^「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話」