日本を蝕むダメリカのくれた劇薬
こんにちは、TOKYO MXの「5時に夢中」の表紙やフォントなどデザインにこだわった本のプレゼンバトル“装丁ジャンケン”で『マッチポンプ売りの少女』が見事勝利!!
Amazonの在庫がヘッテル 売切れの書店がフエーテル マネー・ヘッタ・チャンです。
自分は愛知在住なんで見られなかったんですが、勝利の一報を頂いたときは嬉しかったです。
Amazonランキングも100位代まで一気に上がったらしく、テレビってすごいなと思った次第です
次はゴールデン番組で取り上げられたらいいなと妄想、内容がブラック過ぎるけど、架空のモノガタリだから行けると思いますよ、ディレクターのみなさま
さてそんなめでたいことがあっても平常運転を心がけましょうということで、週1連載「毒舌マッチポンプちゃんのマネーのカラクリ物語」を更新しました
今回のモノガタリはダメリカのくれた劇薬
分業体制とか効率化とか、耳に聞こえの良いワードを突き詰めるとどうなるかを、みんなが大好きダメリカのTPP戦略と一緒にアレンジしてみました
これ書いていて思ったのですが、結局経済は強者の論理だということ
一時はお互いWinwinになっても、その関係の前提となる条件が変わってしまうと、強者はより強者に、弱者はより弱者になるケースが多い気がします
強者であり続けるための努力は疲れますが、さりとて弱者側では搾取が尋常じゃないし、かくもこの世は行きづらいですね
ダメリカのくれた劇薬
ぜひ読んでみてください
なお、今回は自分の記憶では初のマンガが参考書籍です
TPPの入門として、これほどわかりやすい本はないと思いますので、詳しく学んでみたい、知ってみたい方には激推奨です
今回のモノガタリで参考にした一冊
ゴーマニズム宣言スペシャル 反TPP論
28頁 国内で生産されなくなったものは、外国から買えばいい、各国が有利なモノを生産し、流通しあえばいいではないかというのが「国際分業体制」という発想である。
自由貿易で競争すれば、どうしても「国際分散」が進んでいくことになる。
穀物は大規模農場が展開できるアメリカやオーストラリアが有利だから、そちらにお任せ。
日本は日本に有利な高級貨物を作ればいい、なんてことをしていて…。
もしアメリカやオーストラリアでひとたび大凶作が起きたらどういうことになるか?
輸出国は、自国民を飢えさせてまで、日本に輸出してくれるわけはない。
そして日本にある農作物は高級サクランボばかり。
日本人は大飢饉に陥る−ということになるのだ。
TPPの先にあるのはインゴッドは死んだ!「マッチポンプ売りの少女」もよろしくです