レイジ・アゲインスト・ザ・「会社×複業」シナジー仕事術ノート 


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話


あるところにヘッテルという心配性なOLがおりました。


いつまで働いていられるか心配
いつまで健康でいられるか心配
いつまでも独身でいるのも心配
いつまで今の家を借りられるか心配
年金も、医療保険も払われるか心配


とまあ、数え上げたらきりがない心配を持っていましたが、根が真面目なのでネットや雑誌などで一生懸命調べて、効率的に心配を減らす術を考え、実行しました


仕事の不安には、資格取得や英語の勉強と資格学校や駅前留学
健康の不安には、流行のジムに入会したり、ヨガをやったり
独身の不安には、高いお金を払って結婚相談所に入ってパートナー探し
自宅の不安には、自分でローンを組んでマンションを購入
年金、医療の不安には、民間の保険にしっかり加入


そうやって、準備をしたヘッテルでしたがこんなことを律儀にやってたらお金が手元に残るはずがなく、結局お金の心配というもっと切実な不安が出来てしまいましたとさ


めでたくなしめでたくなし



こんにちは、名古屋で知り合いがほとんどいないので人と話すの激ヘッテル マネー・ヘッタ・チャンです。
そのうち失語症になりそうだけど、以外とそれでもなんとかなりそうな自分の仕事が怖いです。


さて、本日のモノガタリはこのブログでも何回か紹介したことのあるサラリーマンをしながら、3億円を作った島居氏の新作「サラリーマンでも35歳で3億円作る!「会社×複業」シナジー仕事術ノート」を参考にしました


この本は今までの理論編に対する実践編で、著者がいかにサラリーマン時に仕事をこなしながら、富士通という会社を使い倒したかを、これでもかこれでもかと赤裸々に暴露する本です。


モノガタリでヘッテルが不安を解消するために使ったサービス、実は大手上場企業なら社割りで安くなるものばかりです。


資格取得や英語勉強に補助を出したり、入学金を払ってくれたり
ジム会費が法人割引になったり
最近では結婚相談所だって、会社の福利厚生で安く加入できたり
今回参考にしたマンション購入の手数料が半額になったり
民間の入院保険や生命保険が安く加入できたり


実は自分の会社にこういった福利厚生があって利用できるのを知らないまま、余計にお金を払っている人はたくさんいます。
こういった制度は法人が定額払って受けれるサービスだったりするのですが、使われても使われなくても一緒なので告知に積極的じゃない法人もけっこうあります。


これを知っているか知らないとは天と地の差で、知人で指定された社宅が気に入らず、会社の社宅がどこにある全て調べて、銀座から10分の所を探し当てた猛者とかいます。


今回の話は一例ですが、サラリーマンで起業を考えてる人は、著者がサラリーマンをしながら、どうやって富士通のインフラを使い倒し起業の準備をしていったかを前著のサラリーマンの僕が35歳で資産3億円つくった方法35歳3億円サラリーマンのホントに稼げる情報獲得術と合わせてぜひ読んでほしいものです。


また起業を考えていない人も会社を使い倒す視点を手に入れられる珍しい本なのでオススメです。



参考にした一説
 僕の勤めていた会社、富士通は傘下にグループ会社をたくさんもっています。有名な会社で言うとNiftyですね。前述しましたが、その他は保険会社、不動産会社、旅行代理店などなど、いろいろと使えそうな会社がたくさんありました。これを使わないテはありません。


 僕が一番活用したのは、不動産子会社でした。富士通ほどの会社になると、国内グループ会社まで含めると10万人規模の社員が存在します。そのグループ社員向けにハウスメーカーがアプローチしたり、マンションディベロッパーや仲介業者が営業をかけたり、また、社宅の管理などなど、顧客が10万人いれば不動産会社が成り立ちます。


 そこに、僕より5年程若い担当者がいました。僕は彼に目をつけて自分の部下のように、僕の仕事中にも不動産の複業の仕事をしてもらいました。
 一応、本社の先輩でありかつ顧客ですし、なにせ社内なのでいろいろと近い存在です。物理的にも、不動産部門会社は川崎工場という富士通の工場内にありまして、打ち合わせをするのも非常に簡単です。グループ社内の一員なので執務エリアにも自然に入ることができ、隠れて打ち合わせをする必要もありません。


 不動産投資において最初は完全に素人だった僕は彼からいろいろと学び、目利きや不動産取引における裏ワザなどの情報を獲得し、資産を築いていくにいたりました。また、社内でもあまり知られていなかったのですが、グループ会社の社員は不動産の仲介乎数料が割引になる、という特典もありました。


 不動産の売買の仲介手数料は、宅巡業法で上限が決められているのですが、下限はありません。売買の手数料を割り引くということは通常はほぼありませんが、それが約半額になるというではありませんか。これを知った僕は、それからすべての仲介を、その会社を通じて行い、これまで数百万円の得をしてきました。保険会社についても、グループ割引かありました。


 これは会社と復業をうまく組み合わせた事例ですが、みなさんの会社にも、使える商品・サービス、または使えるグループ会社、ありませんか? これらも立派なシナジー・エレメントになります。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)




ついでに「マッチポンプ売りの少女」もよろしうお願いします!!


問題のデビュー作「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話」はこちら