>A4 1枚で「いま、やるべきこと」に気づくなかづか日報


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話


あるところにフエーテルというお金が大好きな青年がいました。
エーテルはいつも一攫千金を目指していました


エーテルは親が金持ちだったので、親に金を借りて、とある駅の駅前にお店を作りました。
お店で売る商品は、フエーテルの第六感が売れると思ったがらくた、もといどこで見つけたかもわからないグッズでした


ダメリカで流行ったホワイトバッドとか、5つの卵を同時に育てる難易度高めの「五つ子っち」とか、ドッキリマンチョコとか、まあ昭和な感じとかインチキな感のある商品がたくさんです


エーテルは日本中を旅しては、仕入れを楽しむばかりで、在庫管理や商品戦略を考えませんでした
なので、売れる商品はすぐに在庫切れ、売れない商品はずっとお店にあってほこりを被るばかりで、だんだんとそのお店は飽きられてしまいました


結局、コンセプトは悪くなかったのですが、フエーテルのお店は潰れてしまい、父親からも勘当、お金持ちになることもなく行方知れずになってしまいましたとさ


めでたくなしめでたくなし


こんにちは、米国の格下げでも金曜日はポジション0だったので、余裕がフエーテル でも今日もやっぱり資産がヘッテルしたマネー・ヘッタ・チャンです。
こういう時に現金最強ならびに休むも相場だとしみじみ思います。


無理したせいで、ディーリングでやられた上に自分で持ってる資産も大幅にヘッテルです


さて、本日のモノガタリA4 1枚で「いま、やるべきこと」に気づく なかづか日報を参考に物語ってみました


本書は、今では、すたれがちなアナログな日報を分析することで、日々の問題の解決策が見つかると説く本です。
自分も毎日のディーリングの記録を付けているので、日々の記録からの問題解決発見には強く同意する立場です。


この本の面白いところは、ただ日報を書かせるだけではなく、著者がコンサルトという立場で日報にコメントを毎日していくという点です


役目はわかりやすくいうなら、ビジネス書の赤ペン先生
カウンセリングとコーチングをビジネスに取り入れて、クライアントに自ら、問題解決方法を気付かせる手法がユニークです。


今回のモノガタリのフエーテルのように自分のアイデアだけで猪突猛進するタイプには、著者のようなコーチの手助けがあるとビジネスが上手くいくのになあと思いから、今回のモノガタリと相成ってます。


ちなみに本書の方には、似たような事例で著者が手助けしたことでビジネスが上手くいったフエーテルがいますので、興味のある方は探してみてください。すぐ見つかりますので。


普段の仕事の見つめ直す視点としての日報の価値に改めて気付かされた一冊でした



参考にした一説
 日報に書かれた数字は、まさに、日々の営業活動の端的な結果であり、紛れもない、ごまかしようのない事実です。その事実(数字)をじっと見ていると、数字のほうからいろいろな疑問を発してくれるようになるのです。


 「昨日より少ないのは、なぜだ?」
 「急激に増えたのは、なぜだ?」
 「はじめて現れた数字だ。これは何を意味する?」
 「この数字で満足なのか?」


 疑問は自分の内心の声です。数字を意識したからこそ生まれた疑問です。大事なのは、疑問のひとつひとつが、実は、差し迫った自分(会社・店)の課題に他ならないということです。


 課題を数字から読み取れるかどうか、それが会社や店の浮沈を分ける分岐点です。その読解力は、ほんのささいな変化でも見逃さない注意深さと集中力、そして何よりも、「何か、改善点はないか」と、いつもいつも日報をめくり直して、課題を見つけ出そうとする執着、努力で培われます。


 課題が生まれたら、すぐさま課題の解決に向けて行動を起こすことができます。行動が早ければ早いほど、業績回復へのスピード、より高収益体質への転換が早くなるのは当然です。
 このように、数字を意識することで、数字でモノを考えるようになります。数字で考えるようになれば、行動が喚起され、業績は着実に改善していくのです。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)



著者と歌手のWサイン付き!マッチポンプ売りの少女とCDマッチポンプガール 追加入りました!

コンビニ展開で増刷決定!!「マッチポンプ売りの少女」をアマゾン購入

問題のデビュー作「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話」はこちら