そうだ、丸の内朝大学にいこう!


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話


あるところに、フエーテルというお金が大好きな若者がいました
エーテルは、給料の高い仕事を見つけて、ウハウハした生活がしたいと小さい頃から思っていました。


なので、小さい頃から、どの職業に就けばいいか考えていましたが、さっぱり答えがわかりません。


というのも、フエーテルが小さい頃から就職活動をするまでに、儲かる仕事がころころかわったからです。


ナイーブドアという会社が全盛期の頃は、起業すれば、ボロ儲けだと思っていました
でも、ナイーブドア事件があって、経営者が逮捕されて、やっぱり危ないかもと考え直しました


次は外資系の投資銀行で働くのが一番だと考えました。なんせ新卒でも年収1000万です。
でもサラリーマンショックで、容赦なく解雇の嵐が吹き荒れて、これはやっぱり無理だなと


結局安定して、給料があがる公務員を目指すも、事業仕分けで仕分けされそうだったりと、どれを目指してもろくな事がありません。


結局、どこにいっても不安なフエーテルは、就活で本気になれなかったせいで、どこにも就職できませんでしたとさ


めでたくなしめでたくなし。 


こんにちは、休みなのに相場が気になって仕方ない 仕事中毒フエーテル マネー・ヘッタ・チャンです


本日のモノガタリは、内藤忍さんの「丸の内朝大学 内藤忍の「マネーの教科書」」を参考にしました


この本は、内藤忍さんが講師をされている丸の内朝大学のお金の講義を元に作られた本で、20代、30代のリアルなお金の悩みをどう解決していくかを、学生と内藤さんが一緒にワークしながら、考えいていくという本です。


数ある投資信託から、どういった信託を選ぶのが良いのかや、そもそも貯金ってどうやればいいのかなど、お金初心者向けのお話を手探りで生徒が解決していくのがよくわかる本です


何冊もお金本を読まれている方には、物足りないかもしれませんが、大学生や新入社員、お金についてあまり考えたことがない方には、間違いなくおすすめです。


ちなみに今回のお話のフエーテルと自分が同じ立場だったら、自分の適性に合った職種を見つけて、会社四季報で平均給与の高いところに目をつけます(笑)


参考にした一説
「目標を立てましょう」「夢はなんですか」などという問いかけをしても、本当にやりたいことは意外と自分ではわからないものです。
ブームが起きると、みんなそれに流されます。


例えば、ホリエモンこと堀江貴文さんがライブドアにいたころは、みんな起業したいと言っていました。しかし、ライブドア事件が起きると、今度はゴールドマン・サックスなどの投資銀行で働くのが人気になります。そして、金融危機リーマン・ブラザーズがつぶれた後は、今度は公務員がいいよね、となります。そして、公務員が事業仕分けで仕分けされてしまうと、やはり銀行員がいい、となるわけです。


 要するに、本当にやりたいことを考えているのではなくて、ベンチャーがいいとか、公務員がいいとか、大企業がいいと言う世の中のトレンドにつられているだけなのです。
 あるいは、世の中でかっこいいと思われている職業など、世間体やイメージに流されることもあります。例えば、丸の内に勤めているとなると、なんとなく「オレ、えらいのかな」と勘違いしたりするのです。


 人はそれぞれの価値観を持っていますが、日本では、周りにどう見られているかということに敏感な人が多いようです。人に見られたときに恥ずかしくないとか、かっこいいとか、そういうことによって、実は自分が本当にやりたいことをやっていない人が非常に多いのです。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)




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