脱勘違い夢語り君フエーテル → 夢が現実化する「1枚図解」


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話。


あるところにフエーテルという男がいました
エーテルはたくさんの夢を持っていましたが、その夢が叶ったことはひとつもありません。


ある時は演劇で身を立てると言って、劇団に入りますが演技の才能がなかったのか長続きせず退団


ある時は小説家になるといって、しばらく引きこもりますが結局どの小説大賞に、作品を送ることもなくやっぱり向いてないといってやめ


ある時はやっぱり俺にはビジネスが向いている、社会起業で世界を救うとか言っちゃったものの、結局助成金を使い尽くして、1円も稼ぐこともなく会社を畳むことになったりと、やることなすこと上手くいきません


そのたびに彼は「みんなが、夢に向かって頑張る自分のことをねたんで応援してくれなかったからうまくいかないんだ」とかそんな愚痴ばっかりいっていました


そのうち、30代になり、40代になり、周りがどんどん出世したり、結婚し家族を作って子供を作っていく中で、あいかわらず叶いそうもない夢をうたっているフエーテルは誰からも相手にされなくなってしまいましたとさ


めでたくなしめでたくなし



こんにちは、結局土日はほとんど家から出ていない メタボフエーテル マネー・ヘッタ・チャンです


この二日間は寒かったので家を出なくて良かったのかなと思いつつ、久しぶりの人たちに会いたかったなぁと思ったりしています


そんな中、久しぶりの会いたかった人で、ヘッタ・チャンが気になったのは「勘違い夢語り」君です。
「勘違い夢語り」君はいつも自分を過大評価して転職や起業を繰り返しています、そして何ヶ月か、1〜2年するとそこも自分の場所じゃなかったといって、転職したり廃業します


ちょっときつい言い方ですが、傍から見る限り「勘違い夢語り」君は、アクションを起こすたびに自分の価値を下げてしまっています


そんな「勘違い夢語り」君がなぜそうなってしまうのかを逆説的に教えてくれるのが、朝4時起きの池田千恵さんが書いた「夢が現実化する「1枚図解」」です


この本では、夢を本当に現実にしてきた著者の経験とその理論が余すことなく書かれています。それだけではなく、文中には自分で出来るワークも多数あって読むだけで終わらない構成になっている点もオススメです
ヘッタ・チャンも次の土日はこの本に書かれているワークを実際にやってみるつもりです


夢を持って頑張っているのに、上手くいかない、応援されない人。
またはこれから夢に向かって頑張ろうと準備している人は、夢を現実化するためにはどう向き合うべきなのかを考えるのに、この本は本当に素晴らしいのでぜひ読んでください。


それにしても、最近噂を聞かない勘違い夢語りくんはどうしているのだろうか?


紹介したい言葉
60 「勘違い夢語り」から抜け出す


 「夢はかなわないもの」と、ある程度距離を置いて考えている方は、もしかしたら「勘違い夢語り」の人を見続けたり、自分が過去、勘違い夢語りで苦い思いをしたりしたせいで批判的になっているのではないでしょうか。
 「勘違い夢語り」の人はどんな人か。


 これは私なりの定義ですが、歯を食いしばって頑張っていれば、みんながきっと自分のことを応援してくれるに違いない、と勘違いして、夢の応援を(本人はそういう自覚がなくとも)他人に強要する人のことです。


 実は私も昔「勘違い夢語リ」だったので、そんな人の気持ちがよくわかるのです。
 私は大学を卒業後、飲食・環境・介護などを幅広く展開する「ワタミ」に新卒で入社しました。まだ、社員が270人ほどの頃の話です。


 当時私は、料理研究家やフードコーディネーターとして独立することを夢見ていました。そこで私は会社の方向性、自分の置かれた環境などを無視して、「私は商品開発部に行きたい」という希望「だけ」を、声高に主張していたのでした。その気持ちの裏にあるのは、「私は将来料理研究室になるべき人間なのだから、会社はそれを応援してくれるに違いない」という思い上がった気持ちです。


 幸い、「手が焼けるやつたな」といらいらしながらも、私のことを本気で叱ってくれる上司がいたお陰で、徐々にその勘違いから脱出することができましたが、あのまま人生を送っていたら、私は誰にも応援されず、ただ「頑張っている私を見て」と主張するだけの人問になっていたことでしょう。そう思うとゾツとします。


 どうしてもかなえたい夢があり、その衝動に突き動かされて動いている人は、その夢を思い浮かべるだけでも心臓がドキドキして、ワクワク、楽しくなってきます。そして、その情熱を周囲にぶつければ、きっとみんなが一緒にワクワクしてくれて、応援してくれるはず、と思い込んでしまう場合があるのです。


 その情熱は確かに大事ではありますが、情熱と勢いだけで夢が現実になるほど、世の中は甘くありません。
 なぜならば、夢は周囲の協力なしには達成できないからです。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)



「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話」をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ


ブログでもっとも好評だった「ヘッテルとフエーテル」のネット限定前書きはこちらです