夢の大きさに比べて、日々の努力はきわめて「小さなこと」の積み重ね


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


昔々あるところに一浪と三浪という二人の若者がおりました


二人は将来プロ野球選手になりたいと小さい頃から野球に打ち込んできました


努力の結果、めきめきと頭角を現した二人は甲子園常連校にスカウトされるまでになりました


三浪は、いままで地道に頑張って認められたことが嬉しくて、ついつい調子に乗って将来プロ野球選手になったらどうするかを考えるようになりました
頭の中は、派手な外車、綺麗な女子アナウンサー、ヒーローインタビューのコメント、契約金の金額などです


一方、一浪はこういった時こそ自分を見失ってはいけないと今まで以上に基礎的な練習を丁寧に実践して、プロ野球選手になった後の運動や食事はどうするべきかの勉強を始めました


そして、3年が立ちました
結局三浪は一度もレギュラーになれず、ベンチで優勝を眺めました
一方一浪は、一年目の途中から異例のレギュラー入り、3年生の時は主将を務めました


ゴールを決めても、途中で安心して怠けてはいけないというお話でしたとさ


めでたいような、めでたくないような



こんにちは、今日起きたら12時過ぎで、しかも昼寝までしたダメ人間マネー・ヘッタ・チャンです


さて、本日のモノガタリの参考にした本は司法試験の予備校として名門と名高い伊藤塾の塾長が続ける力について書いた続ける力―仕事・勉強で成功する王道


ヘッタ・チャンは仕事やプライベートで、継続すれば絶対に成果が出るとほぼわかっているのにできないことがたくさんありましたが、この著書にある「夢の大きさに比べて、日々の努力はきわめて「小さなこと」の積み重ねです。そのギャップにむなしさを感じてしまうこともあるでしょう」という一言と、やろうと思ったことがなぜ出来なかったのか、また出来なかった場合どう対処すればよいかを新しい視点を得て、昔よりは継続することが上手くなりました


ぜひ続けたいことがあるのに続けることが難しいと思っている人は読んでみてください


参考にした言葉

30頁 何度かトライしても「原則」にできないことは、今の自分には「続けられない」ことなのだと見切ることも、場合によっては必要です


44頁 ゆっくり急げ、他人と比べても意味かない
 「ゴールから発想する」「合格後を考える」、それと同じぐらい大事なのは、「フェスティナ・レンテ」(Festina Lente)というモットーです。
 これはラテン語で、ローマ帝国の皇帝だったアウグストゥスが好んだと伝えられる言葉です。英語では「ハリーアップ・スローリー」=「ゆっくり急げ」という意味です。


グズグズしてはいけないが、だからといって慌ててはいけない。焦ることなく、一歩一歩前進していくことが、目標を達成するための一番の近道−私はそのように理解しています。


なりたい自分を具体的にイメージするのは、モチベーションを持続させるうえで、とても重要です。でも、遠くのゴールばかり見ていても、疲れてしまいます。


夢の大きさに比べて、日々の努力はきわめて「小さなこと」の積み重ねです。そのギャップにむなしさを感じてしまうこともあるでしょう。
ですから、最初にしっかりゴールの位置を確認したら、いったんそこから目を離して、足下だけを見て一歩一歩進むことも必要です
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)