科学で寿命が10倍アップ 


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしむかし、あるところに化学好きな男の子カガクンと、科学が大嫌いな男の子カガイヤがいました


二人はとっても対照的で科学の授業中に目をきらきらさせているカガクンの脇でカガイヤはいつも熟睡です


そんな二人が住んでいる地域にある日大地震が起こりました


あたり一体は阿鼻叫喚の世界です、たまたま一緒にいた二人は近くの避難勧告地まで一緒に逃げることにしました


ところが途中で何を思ったかカガクンはみんなが非難している地域には行ってはいけないとみんなと別の方向に逃げ出しました


こんなやつについていけないと思ったカガイヤはカガクンと別れて大勢が集まる拓けた避難地へどうにか辿り着きました


そしてその瞬間火炎旋風が避難地を襲いました
そこにあつまったすべての人は火炎旋風のせいで息絶えました


カガクンは避難場所の地形では、火炎旋風が襲うことを科学的に知っていたのです


そうやってカガクンは科学の知恵があったので、無事行きのこることができましたとさ


めでたしめでたし


教訓 科学を知るとは有事の際の生き残る知恵を知っていることだ


こんにちは、新規上場株の時価総額が3分で7%上下する世界で手ひどくやられたTitzです。


今日は水はなんにも知らないよ から、なぜ科学を学ぶの必要があるのかについて、モノガタリを紹介しました。


金融の世界にいると算数や数学ができないおかげで、銀行や証券会社のインチキ商品にだまされている人がたくさんいます


そして、ダイエットの世界や、医療の世界では化学や物理ができないことで根拠のない方法に多額のお金を使って何の効果もない人たちがたくさんいます


一体何のために、十数年間学んできたのかと日本の教育の実践性のなさに失望するTitzなのでした


紹介したい言葉
132 人はなぜ科学を学ぶのでしょうか? 筆者は、大きく次のように考えています。


第一に、おもしろいからです。


秘密におおわれた自然界のベールをはいでいく、未知の世界だったものが、とらえることのできる世界に変わっていく、同時にその先に「わからない世界」が浮かび上がってくる―それは大変おもしろいことです。


(中略)


第二に、行動判断の土台になるからです。


本当に生死をかけたレベルの行動判断は、科学の基礎知識なしで行うことはできません。日常生活では、そんなことはほとんどおこらないかもしれません。しかし、直接すぐには生死とかかわらないようでも、公害・環境破壊などのじわじわ進む環境問題や戦争といった、大量殺人に結びつくウソに満ちているのが今日の社会でしょう。そうしったウソにだまされないようにしなければならないと思います。


一見してウソとわかるような与太話であれば、いちいち気にしなくてもいいのかもしれません。しかしこの中には、「科学的よそおい」をこらした情報があふれかえっています。
そして、そこではニセ科学にだまされない能力やセンスが求められます。


だまされればお金や時間を失うことになります。場合によっては、それだけではなく自分や家族の生命までも失う結果になることさえあります。また、自分がニセ科学を広めてしまうことで、他人に対しての加害者になることもあります。


しかし、どうも学校で学んでいることは、与えられたものを多角的な検討なしに受け取って、それをそのままアウトプツトするだけの連続になってはいないでしょうか。そこで得られるのは、表面的な知識だけです。試験が終わればもう不要となる、そんな知識は、すぐにどんどんはげ落ちてしまいます。


そこで筆者が進めてきたのが、おもしろくて、そして行動判断の基礎になるような、本物の知を学ぶ理科教育の研究です。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)