インチキダイエットを真面目にやるのは時間の無駄 


こんにちは、仕事中に確認ミスで給料を激減させたマネー・ヘッタ・チャンですorz
こういうミスで運まで逃げていってしまったりするから怖いのが私のいる世界


なにとぞ運が逃げていませんようにと祈る夕方です


さて、本日紹介するのはエセ情報と悪貨が良貨を駆逐している中で、それを正す本として社会的意義がありあまる水はなんにも知らないよ です


良い言葉を話しかけると水の結晶は美しくなると謳ったトンデモ本「水はなんでもしっている」に対するアンチテーゼとして書かれたこの本は、日本人が簡単にエセ科学に引っかかってしまうことに対して警鐘を鳴らします


統計的に、学術的にどうなのか検証せずにとりあえず流行っているからと流行の運動法やダイエット法にすぐ手を出してしまう人にぜひ読んでほしい一冊です


なぜ、流行のダイエット手法がころころ変わるかというと実際は効果がないか少ないか、続けにくいからです。その辺をちょっと考えた上で今日の紹介文を読んでみてください


紹介したい言葉
日本もアメリカと同様に、大人の科学リテラシー不足が深刻になっています。二〇〇一年の文科省科学技術政策研究所の調査によれば、日本の大人の科学技術への理解度は、日欧米一七カ国中一三位となっています。また科学技術への興味や関心も、調査国中で最低です。


しかし一方で、わが国の大人は、それでも科学技術は大切だと思っています。つまり、科学のことはわからないが、科学的だという雰囲気や、科学的であるとするお墨つきには弱い傾向かあるのです。


その結果、科学や技術は重要だから科学技術関連の政策はすんなり受け入れる、つまり、それに税金を使ってもよいとするが、科学と技術自体には興味や関心は薄く、それらの知識も弱い、というのが日本の大人の姿です。


そこには日本の教育、とりわけ理科教育の問題も大きいと思います。科学リテラシーを身につけるには、本当に使える精選された知識を系統的に学ぶことが必要です。


さらに、そういう知識を頭だけではなく、実際に手や体を動かして実態的に身につけるとともに、学んだ知識を活用する場面を意識的に設けたり、生活や産業と関連づけることが必要です。


ところが理科教育の現状を見ると、基礎的に身につけておくべき事柄が欠落していて、断片的かつ非系統的で、日常生活と無関係な学びに傾斜しています。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)



マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしむかし、あるところに熱血講師がおりました


講師は真剣に生徒たちのことを考え、生徒たちも彼を慕っていました


ある日のこと、ダイエットの授業を受け持つようになっていた講師はある本で感動します


その本によると、水には意思があり、良い言葉を語りかけると美しい結晶になると書いてありました


とても美しい話だったので、教え子たちにも教えて信じさせました


生徒たちは良い言葉ばかり使うようになりましたが、理論的な考えができない大人になってしまい、社会的に全く使えない善人どころか効果のない美しい言葉ダイエット業者に喰い物にされる大人になってしまいましたとさ


めでたくなしめでたくなし


教訓 美しい話でも理論が伴ってないと後々悪影響が出る