法人おにくのみらいはぼろ儲けのお話 → 会社事件史


こんにちは、どこか行きたいところある?って聞かれたら、大して出てこなかった若くしてすでに隠居状態マネー・ヘッタ・チャンです。


さて、本日は法人というものが個人よりもとっても有利な箱であるというお話しをしたいと思います。


個人事業主無限責任なのに対し、法人が有限責任であることの不合理さを会社事件史から


以下の文章を読むと不祥事を起こした企業の経営者は不正で貯えた資産のほとんどを失わなかったのではないかと邪推されます


負けの金額が限定されるギャンブルではみな当然勝率よりリターンが大きいものに群がります、ある意味やったもの勝ちだったら、そりゃみんなやるだろと一人つっこみです。


このブログを読まれている、これから独立しようと思っている方、日本では絶対に法人で起業しましょう


紹介したい言葉
80頁 ジョセフ・スティグリッツという有名な経済学者−クリントン政権の大統領経済諮問委員会の委員長でした−はこう言っています。


有限責任には大きな利点がある。失う可能性があるのは出資金だけだと各出資者が知っているので、巨額の資本が集まることだ。しかし、有限責任は社会に莫大なコストを強いる可能性もある」
(『世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す』楡井浩一訳、徳間書店、二九二頁)。


公害を起こしても有限責任ですから、株主はなんの責任も問われません。会社の刑事責任も追及されません。ただ、アメリカでは民事上の損害賠償が巨額です。


日本では刑事上の責任は問われず、民事上の損害賠償も全額が少なく、それによって会社がつぶれたというケースも解散した雪印食品を除いてありません。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしむかしあるところに、「おにくののぞみ」というお肉屋さんがありました


「おにくののぞみ」はほかのお肉屋さんよりもずっと値段を安くしたお肉を売っていたので、村中の村人がこのお店でお肉を買っていました


ところがある日、お肉が安かったのは古くて腐りかけたお肉に味や色をつけて誤魔化して売っていたことがばれてしまいました


村人たちはカンカンに怒って、お肉屋さんの周りを取り囲みにいきました


しかし、それを察したお店は「倒産しました」という張り紙を貼って雲隠れ


社長はそれまでに儲けたお金を一銭も返すことがありませんでしたとさ


めでたくなしめでたくなし