「私の限界」を決めるのは他者であると腹をくくる → 街場の教育論

こんにちは、マネー・ヘッタ・チャンです


世間様は明日からお休みでしょうが、私は明日からの仕事にどうしたもんかと頭を悩ましています。


さて、仕事といえば、ここ数年すっかり「仕事を通しての成長」に若手ビジネスマンの興味が映っていると思います、


仕事で成長するには、上司との関係が切っても切れませんが、その関係として最上のもののひとつを街場の教育論から紹介したいと思います。


自分の評価より他者の評価を上に置くということができれば、人は成長できるという事実はもっと知られるべきだと思います。


私は会社でなく、外のセミナーで土井英司氏によって、この「自分自身で設定した限界を取り外すということ」の大切さを知りました。


紹介したい言葉
156頁 ブレークスルーとは、「君ならできる」という師からの外部評価を「私にはできない」という自己評価より上に置くということです。


それが自分自身で設定した限界を取り外すということです。「私の限界」を決めるのは他者であると腹をくくることです。


他者が「私の限界」を決める。これは孫悟空における「緊箍児」の機能に似ています。この金輪が頭にはまっているせいで、孫悟空三蔵法師が「ダメ」というまでは自分の能力を無制限に発揮することが許されます。だから、自分で自分の限界について考える必要がない。


やり過ぎたら、「先生」が「止めどき」を教えてくれる。実際には、人任せの「止めどき」などというものはないのです。でも、それが「ある」と想定すると、人間のパフォーマンスは爆発的に向上する。そういうものなのです。 抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


あるところに、ナンデモブータレとスナオキキノスケという二人の子供がいました。


二人は共通のお師匠さんの元で学んでいました
師匠は常に、「あの二人は将来国をしょって立つ大人物になれる才能がある」と周囲に行っていました。


初めは素直に学んでいた二人でしたが、ある日から
ナンデモブータレはいつもお師匠さんのいうことにぶーたれて、頑張るということをしなくなりました
師匠のもっと出来るという言葉にも、自分はそんなにできないといいわけして動こうとしません。


一方スナオキキノスケはお師匠さんのいうことを素直に実行していました
お師匠さんにやれるといわれたことは、そうなのだろうと信じて修行に励みました。


そして十数年という歳月が流れました。


スナオキキノスケは国の大臣として、八面六臂の大活躍をしていました。
一方、ナンデモブータレは、普通のサラリーマンとして普通に暮らしていました


師匠のいうことを素直に聞くか聞かないかは長い年月で大きな差になったということです
どんとはらい


教訓 信じられる師匠を見つけたら、徹底的に忠実についていく
*間違った師匠を見つけては元も子もないことには最大点の注意