【連載アーカイブ】負けない投資家の思考法 日経マネー 2014年 2月号 米国の実例からみるインフレと株価

こんにちは、ヘッタチャンです、

過去連載(日経マネー許諾済)「負けない投資家の思考法」の9回目アーカイブのサブ記事をアップです。
米国の消費者物価指数の伸びとダウ工業株30種平均株価の伸びを比較した記事です。

結論から言うと株式投資の圧勝です。
この記事を書いていた2013年から2018年までに、日経平均の伸びと物価の伸びも日経の圧勝です。
当時の書いた記事が結果的に正しかったようでほっとしています。

当時の記事は以下の通りです。

インフレが続いてきたアメリカの株価はどう動いてきたのでしょうか?

右のグラフは、ダウ平均とCPI(消費者物価指数)の動きを示したものです。
第1次世界大戦、第2次世界大戦、ベトナム戦争といった戦時に株価はボックスに停滞し、戦争が終わるとダウが何年にも渡って上昇し続けるのが見て取れます。
そして、物価の上昇率(CPI)よりも株価の上げの方がはるかに大きいのがわかるでしょう。

ダウは約15年かけて5倍になるタイミングが数回あります。

本当に恒常的なインフレが、日本に起こるのであれば、日本も同様の動きをする可能性があるのです。よく「日経平均は3万円を目指す!」とか「来年の日経平均は5千円まで暴落する」といった無責任な予想をききますが、1年というスパンではアレな予想でも、10年というスパンで見れば、それらの予想も起こりうるのです。

もしインフレが来たら場合、株価や物価がどのように動くのか、知っておき、ある程度の資産をインフレで利益が出るように分散することの重要性を右のグラフは証明しています。

インフレ

抜粋ここまで

10年以上の長期でみればここから日経平均が5万と言うこともありうるということは記憶の隅にとどめておいた方が良いかもしれませんね。