勝つ投資 負けない投資

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

ここ最近スランプなので、投資本いろいろ読んでいます。
勝つ投資 負けない投資が色々と刺さったので、気になったところをシェアしていきます。


そう考えると、バリュー投資はきちんと銘柄選別をしたところで、結局は相場全体が上がらなければ株価は上昇しない性質を持っているといえるのではないでしょうか。

また、純資産という普遍的な指標を頼りにしているため、スクリーニングなどで導き出される結果は常に一定になります。わかりやすく明確な基準で見ているだけに、誰がやっても同じになって差が付かないのです。

これは、低PERに着目した投資でも同じことがいえます。変化のない安定的な業績を出している企業は、いくらPERが低くてもなかなか投資対象にはなりません。

大事なポイントは、そのPERが将来どのように変わっていくかということです。もし今のPERが30倍でも、翌年2倍の利益を上げることができればPERは15倍に下がり、さらに倍の成長が続くなら2年後にはPERが7・5倍まで下がります

ここ最近の下げは、丁寧な銘柄分析をも吹っ飛ばす下げで、バイアンドホールドがつらい年になる可能性もありそうです。
人は、それまで見たことも聞いたこともないことに対して想像力を働かせろといってもなかなか出来るものではありません。
しかし、「歴史は繰り返す」という言葉があるように、僕達が忘れていたり知らなかったりするだけで、案外世の中に起きていることにはある特定のパターンがあったりします。  大きく飛躍した企業、爆発的に売れたヒット商品、突如ブームになったお笑い芸人など、世の中に起きているあらゆることが想像力を養う糧になり得ます。

大事なのは、それをそれとして受け取るのか、単なる事象として見過ごしてしまうのかという姿勢の問題なのです

他の本でも書きましたが、想像力に限界があるということを常に意識したいと思います、そういえば、この前想像力の欠如で99%やられしました(>_<)

成長が見込めそうな株を見つけて「何、これ安い!」と注文を出す。

ここまでは誰にでも出来ます。問題はそれを売る時です。あまり意識されていない方もいるかもしれませんが、投資の成果を評価する際には時間もコストの1つとして考えられます。

買値から2倍で売れた投資があったとしても、利食いまでに5年かかっていたとすると、1年あたりの利益は20%ということになります。

一方で、3ヶ月で10%の利益を出せた投資があれば、1年で40%のリターンが出ることになりますから、先ほどの5年で2倍よりも効率の良い投資だったという風に考えられるわけです。多くの人は損をすることが悪いことだと考えているかもしれません。

でも本当に一番ダメなのは、上がりもせず下がりもせず、ただ時間だけが経過していってしまうことなのです。目論見が明確に外れ、これは損切りした方が良いなという判断が出来るなら、また次の新しいアイデアを考えて取り返せばいいだけのことなのでそれはそれで良い

資金効率を考えるとデイトレ複利が最強なのですが、逆回転するとデイトレ複利が最弱になるので、考えものです。
ある銘柄がダメになったとしても、それと同じくらい優れた他の銘柄のことが頭の中にある人は、容易に乗り換えを検討できるはずです。

ところが、練りに練った唯一のアイデアが外れてしまった場合、次がないので、どうにかして今あるアイデアで押しきれないかと、その銘柄を持ち続ける理由を探してしまうのです。

そこで持ち続けた銘柄は大概においてあまり良くない結果をもたらします。もし勝てたとしても、当初の目論見通りには行かなかった以上、時間的コストを余計に払うことになるのは間違いありません。

上がらない株、含み損の株を長く持ち続けることを「塩漬けにする」といいますが、日頃から常に新鮮な投資アイデアを求めるようにしておけば、塩漬け銘柄を作るリスクは格段に抑えられるはずです。

たとえ含み益の銘柄を持っていたとしてもそのことに満足せず、もっと良い株、効率的に儲かる株があるかもしれないといつも考えながら取り組む姿勢が、失敗した時の二の矢、三の矢として機能することになるのです

これが本書で一番刺さった部分です、中期ポジは昨年まで含み益多数だったのですが、上記の考えを徹底していればと悔やまれます。

 

このように、一見良さそうなアイデアでも自分の知識や経験不足が原因でとんでもない落とし穴にハマり込んでしまうこともあります。下がっている株価に耐える時は、耐えるべきだと断定するに値する十分な裏付けが取れた時だけにした方が良いでしょう
現在、不確定で持ち越し多数銘柄があり、あまり自信がないので外していかなきゃと思う次第であります。
単なる運否天賦、コインの裏表のようなギャンブルではなく、緻密な調査と分析に裏打ちされた割のいい勝負であれば、相応のリスク量を取るべきだと僕は考えます。

なぜなら、そのような投資の機会は決していつでも巡ってくるものではないからです。今でこそアベノミクスで相場が盛り上がっていますが、3年で株価指数が2倍以上になるような大相場は、過去30年でも80年代後半のバブル相場と今回の2度しか例がありません。こういう時期に相場を張れている人は、それだけでも大変な幸運だと考えるべきです

稼ぎやすいタイミングというのは実際あるものです。人生にも相場にも。
15年前と今とでは就職学生の環境が全然違うというような。人生は不公平なものです。
真の上級者は「今はどのやり方が有効な相場なのか」を常に考えて、最適なアプローチに切り替えることができます。その相場の変化に対する嗅覚や対応力が、勝ち続けられる人とそうでない人を分け隔てる部分なのではないかと思います
私が上級者でないことがよくわかる一説です、死にたい。
トレンドを掴める人、掴めない人の決定的な違いは、「好奇心」の有無にあります。それは「何でも知りたい性」、要するに知性の問題です。学歴などはあまり関係がありません。
この要素を持っていない人は、絶対といって良いくらい、投資には向いていません。

これはプロの世界でもいえることで、なかには全く好奇心など持ち合わせていないのに、優秀な学歴を持っているというだけでファンドマネージャーの世界に入ってきてしまうサラリーマン的な人がいます。そういう人は、まず生き残ることができず、クビになっていきます。

一方で、長年にわたって生き残っているファンドマネージャーを見ると、やはり好奇心の塊のようで、常にワクワク感を持って仕事をしている人が多いです。そういう人と話していると、「そんなことまで調べているのか」と、驚いてしまうようなマニアックな情報まで調べていたりします

好奇心の枯渇が最近の悩みの種、手癖でもそこそことれてしまうんですけど成長がありません。
会社は戦争をするわけではありませんが、競争に勝たなくてはならない組織体であり、トップには似たような素養が必要になってきます。残念ながら、日本では職業としての社長業というものがなく、単にプロパー社員で一番出世した人や、親会社から天下ってきた人が社長になるシステムであるため、社長の能力が要求される基準に達していないことが多く見られます。このため、私は日本株に関しては社長と直接ミーティングをしない限り、その会社へ投資することは基本的にありません。
 
財務諸表をごく短時間でチェックするとすれば、以下のポイントでしょう。
・「損益計算書」にある売上高、営業利益に丸をつけ、それらの伸び率や営業利益率が改善しているかどうかなどを確認する
・「貸借対照表」では資産の部の棚卸在庫、売掛金に丸をつけ、これらが売上高の伸びよりも低く抑えられているか確認する
・ 負債の部の短期・長期借入金、資本の部の額にも丸をつけ、ネットD/Eレシオ[(短期・長期借入金 − 資産の部の現預金)÷ 資本の部]を確認する

ネットD/Eレシオが大きいほど、財務体質が脆弱であると考えられるので、資本の部の額よりも何倍も大きな(借入金 − 現預金)を持っている会社は、不景気に弱く、増資などのリスクが高いと考えられます。
この数点をパッと確認するだけでも、やるとやらないでは大きな違いがあります。これらの客観的なデータから、その会社へ投資することがどれほどのリスクを持っているのかをイメージしておくと、それがたとえ成功しても失敗しても、経験値として勝てる投資家になるための階段を一段登ったことになります

 

中期銘柄買うときはこの辺やらなきゃと思いつつ、サボってしまったりです、パクリ投資だけはダメ絶対
最近好奇心の枯渇を感じるので、なんとかするか
引退したほうがいいか悩みます。

気力が復活する方法をまずは探してみますかね。