勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録3

こんにちは、ヘッタチャンです。

先日二回に分けて、紹介した勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録
前回の続きを紹介します。

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前々回の記事はこちら

十年以上株式投資で短期から長期までいろいろやってみて思うのは、業績の良い株はあがるという当たり前のことです。
社長がどんなに魅力的でも、業界が斜陽だったり問題があると株価が上がるのは困難でした。

バフェットも言っているように、「素晴らしい経営者が経済性の悪い会社の経営に挑んでも、結局、無傷で残るのは悪い会社のほうです」

これは至言だと思います。

また金銭的にある程度満たされたのち、どういきるかについての筆者の考え方は、投資で成功した後のひとつモデルとしておすすめです。
長い間エンジュクさんでブログを書かせていただくことでたくさんの資産家にお会いしました。
その中でとても良い人生を生きていると思える人たちの生き方をこれからも参考にしていきたいと思えた一冊です

そう考えるとエンジュクさんのメルマガやDVDからのコミュニティは、そういった人たちと繋がれるチャンスでおすすめです。

以下、「勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語」より抜粋です

・経営陣にどれほどの能力があっても、この経済的に厳しい現実を覆すことはできなかった。バフェットも言っているように、「素晴らしい経営者が経済性の悪い会社の経営に挑んでも、結局、無傷で残るのは悪い会社のほうです

・ほかの人たちを助けることに集中していると、結局は、それが自分を助けることになるというのは皮肉としか言えない。ただ、この考えに馴染めない人もいる。そういう人は、人生がゼロサムゲームだと思っていて、与えた人はその分貧しくなると思っているのだろう。

もちろん、バフェットもこのことを完璧に理解している。これには、ものすごく親切で寛大だった彼の亡き妻スーザンの影響と実例も少なからずあるかもしれない。バフェットは、病院に彼女を見舞ったあと訪れたジョージア工科大学での講演で、次のように述べた。

「私くらいの年になると、成功した人生だったかどうかは、自分が愛してほしい人のなかの何人が本当に愛してくれているかで決まります。私の知り合いには、お金持ちで、謝恩晩餐会を開いてもらい、病院の一角に名前が付いているような人もいます。しかし、実際には世界中のだれも彼らのことを愛していません。私の年になって、自分のことを良く思う人がひとりもいなければ、貯金がいくらあってもそれは最悪の人生です。これが、人生をどう生きたかの試金石です」

彼はさらに続けた。

「問題は、愛はお金で買えないということです。セックスは買えます。謝恩晩餐会も買えます。自分を称賛したパンフレットも買えます。しかし、愛を得る唯一の方法は、愛される人になることです。もしお金をたくさん持っていたら、非常にしゃくに障るでしょう。小切手で、一〇〇万ドル分の愛が買えればいいのに、と思うかもしれません。しかし、そうはいきません。ただ、愛はたくさん与えれば、たくさん得ることができます」
バフェットが教えてくれたさまざまな教えのなかでも、これが最も大事なことかもしれない。

・私にとって最も価値があるビジネス上のつながりのいくつかは、この月一回の昼食会で得たものだ。  このようなグループに参加することがどれほど助けになっているかを見てきた私は、のちにジョン・ミハルジェビック(『バリュー投資アイデアマニュアル』[パンローリング]の著者)と組み、「同じ考えを持った人たちが、役立つ知恵と、より良い投資家になるための学びを通じて、より良い人になる」ための場所として、バリューエックスを立ち上げた。

 

 

 


勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語


抜粋ここまで

この本の紹介はここまでです、また面白い本があれば紹介します(#^^#)