イベントトレーディング入門備忘録3 地震編
こんにちは、ヘッタチャンです
昨日紹介したイベントトレーディング入門備忘録追加3です
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今回はいつか来るであろう地震の部分です。
この部分を読んでおくだけでもこの本は価値ありです。
以下引用
「イベントトレーディング入門」
地震時の値動き地震に限らず、自然災害によって一番痛手を受けるのは例外なく保険会社だ。この事例でも保険業界の株は6%下落した。
一方で大幅に伸びたのは建設株だ。当時の建設業界は政治家への不正献金疑惑に揺れていたが、それでも関連銘柄は日経平均に逆らう形で上昇した。
三井住友建設の株価の推移を見てほしい(図7.6)。
地震の発生後は、揉み合い状態から一気に125%も上昇した。短期間でこれだけのリターンが出れば上等だろう。しかも同社は上半期の経常利益を10.36%ほど下方修正したばかりだった。投資家にとって幸いだったのは、この銘柄はいったん上向いたあと、4日ほど足踏みしてから本格的に上昇したことだ。つまり最初のチャンスを逃しても二度目があったわけである。
抜粋ここまで
日本で大震災が起きた場合の株価の方向可能性
弱い値動き?
損害保険会社
強い値動き?
建設関連
東日本大震災は場中に発生しました。(午後2時46分)
今でも覚えていますが、大きな揺れを感じた瞬間から、損害保険会社はあっという間に下がり、と東北地方の建設株はものすごい勢いで上昇して引けました。
(私もJ-COFFEEさんのサイトでなんとなく覚えていたので多くはないですが利益になりました)
多くの人が混乱している中で15分もない短い時間で、冷静に上がる株下がる株を判断した投資家たちがいたのです。
投資業界に身を置く人間として、少しでもそうなれたらと思わずにはいられません。
「イベントトレーディング入門」の紹介はここまで
次回は別の本を紹介予定です。