頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話


あるところにフエーテルという勉強好きの向上心のある男がおりました。


高いお金を払って、ロジカルシンキングの研修を受けたり、仕事の効率アップのノウハウを学ぼうと能力開発のセミナーを受講したり、速読術や記憶術のセミナーなどなど、出来る男になろうと、講義の間は講師に積極的に質問したり、課題も一生懸命にやっていました。


でも、どんなに一生懸命勉強しても、講師の人たちのような立派に仕事が出来るようには、なれません。


そんな自分に活を入れるべくもっと高額のセミナーに行ったり、時間をかけるようにもしたのですが、どうしても他の参加者が成果を出しても、フエーテルはさっぱりでした。


エーテルはいつまでできるサラリーマンになれなかった・・・。出来るヤツと出来ないヤツの中間のサラリーマンとなり、永遠にラットレースをさまよったのだ。
そして、成功したいと思っても成功できないので-そのうちフエーテルは、考えるのをやめた。


めでたくなしめでたくなし


こんばんは、今日の日本対ギリシャの結果に、ベスト8への期待がヘッテル、やっぱり野球かなフエーテル、マネー・ヘッタ・チャン


さて、今日のモノガタリは、発売即重版で順調に版を伸ばしている「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」の以下の部分をベースにしたモノガタリです。


 どれだけ素晴らしい講義やセミナーを受けても、「その内容を再現できないノート」を使っているとしたら、せっかく得た知識・スキルはゴミになってしまう可能性大です。
 ノートの生命線は「再現性」。これがいちばん大事な目的です。


投資の世界でも、出版の世界でも勉強でも、世の中にはこうやって成功する、失敗を回避できるという本が数多と出ているのに、なぜ未だに成功本、金持ち本、ダイエット本が出続けるのか?


紛い物が紛れているということもないわけではないですが、実際に名著と呼ばれている本の内容には、素晴らしいモノが多く、版を重ねているのも又事実


では、なぜ成功者増えず、我々はそれほど成功していないのか?
それは、その内容を再現できていないからです。


本書では勉強したことを、正しく書き出すことで知識やスキルをいかに素早く再現し、実行できるように成功者がどのように学んだことをノートに取っているかを、とても上手く書いています


たしかに学生の時も、社会人になってからも、効率的に学べるノートの取り方を教えてもらったことはなかったなあと思い出しました。


色んな事、学びがあること気付かされた貴重な一冊でした。


学んでいるのに結果が出ていない人、子供に勉強で頑張ってほしい人、学ぶのが下手な部下を持つ上司の方も
どう学ぶかという考え方、どうまとめるかというスキル両方が手に入る、この一冊をぜひ読んでみてください。


マッキンゼーボストンコンサルティンググループ(BCG)、東大生は、ノートのまとめ方一つとっても違うのです。



参考にした一説
頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか
P.38 社会人になると高い研修費用を支払って、ロジカルシンキングの研修を受けたり、仕事の効率アップのノウハウを学ぼうと能力開発のセミナーを受講したりすることがあります。あるいは、速読術や記憶術のセミナーを受講する人もいます。なかには、これまで自己研讃のために何万、何十万円と投じてきた。そんな経験をお持ちの方も多数います。


 もちろん、そうした努力はムダではありません。
 でも、その前に、やるべきことがあります!
 それは、「学んだことを再現できるノート」を書く、ということです。


 どれだけ素晴らしい講義やセミナーを受けても、「その内容を再現できないノート」を使っているとしたら、せっかく得た知識・スキルはゴミになってしまう可能性大です。
 ノートの生命線は「再現性」。これがいちばん大事な目的です。


 ところが、ノートの使い方について教えてもらった経験をもたない人のノートは、あとから見直した場合、断片的な言葉や話の流れは書いてあるのですが、肝心の「なぜ、そうした情報が必要なのか」「その情報をどう役立てるか」という流れが浮かんでこないのです。


 つまり、再現性に乏しいノートになってしまっているのです。
 もし、あなたが「学んだことを再現できない……」と感じることがあるとしたら、それは、何も受けたセミナーや授業が悪いわけでもなければ、ましてあなたの能力が低いからでも、やる気や努力が足りないからでもありません。


 原因はノートにあります。
 「学んだことを再現できない、能力にフタをするノート」が原因です。
 「能力にフタをするノート」があなたの能力アップの邪魔をしているのです。
 大事なことは「どんなセミナーを受けるか」よりも「受けたセミナーの知識やスキルをいかに素早く再現し、実行できるかどうか」です。
 そのために、能力にフタをする手元のノートを手放し、頭がよくなるノートヘシフトしましょう。


92 書き心地ファーストなペン PILOTの「Vコーン」「ハイテック」


112 ここで断言します!
 勉強のし方を知らないまま、むやみにがんばっても、努力が実を結ぶ確率は高くなりません。大事なことは、正しく、効率的な勉強のし方を知ること。その、基本中の基本がノートスキルだということを知ってください。


 もし、あなたに、いつか子どもができたら、もし、あなたに子どもがいるとしたら、正しいノートのとり方を教えてあげるのもよいでしょう。また教師や塾の講師など、教育現場にいる方でしたら、ぜひ生徒さんに教えてあげてください。


 ノートのとり方が変わると、勉強が面白くなり、勉強好きの子どもに変わります。「勉強好きな子どもにしてあげる」。これって、まわりの大人に求められる最大のことではないでしょうか。


 具体的には、まず方眼ノートを手渡してあげる、あるいは方眼ノートを選ぶようにアドバイスしてあげる。次に、方眼ノートのノートスキルを1つずつ教えていく。
 このステージでノートのとり方の基本を身につけると、それは一生モノの財産になります。そして、人生を大きく変える最初の一歩になります。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)


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