そんなアクセルを踏み込めで大丈夫か?


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあって、これからもおこるお話


あるところにフエーテルというお金大好き青年がおりました
エーテルは、自動車も大好きで大学を卒業するとディーラーに就職しました


車好きのフエーテルは、お客さんの質問になんでも答えらるだけでなく、本当に楽しそうに車のことを話すので、お客さんにも愛され、あっという間にナンバーワンになりました


ナンバーワンになって、給料もたくさんもらえるようになったフエーテルは、お金好きの心がむくむくと出てきて、株式投資やFXに手を出すようになりました。
最初の頃は株もFXも好調でフエーテルは敵なしでした


でもそのうち、日中、自分の買っている会社の株価や外貨の値段が気になって、仕事に集中できなくなってしまい、営業成績はがた落ち、ナンバーワンの座からあっけなく滑り落ちてしまいました。


しかも、下手に簡単にお金を稼げることを知ってしまったので、以前のようにディーラーへの熱意もなくしてしまい、普通のディーラー以下になってしまいましたとさ。


めでたくなしめでたくなし



こんにちわ、提携先の会社といざこざがあり、怒りがフエーテル マネー・ヘッタ・チャンです。
聞き違いや勘違いは誰でもあるとは思いますが、契約書にあるの一点張りで埒があかないのに、ちゃんと確認しなかった自分も悪いのですがやれやれです。


さて、本日のモノガタリは、アクセルを踏みこめを参考にしました


この本は以前紹介したことのある「人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた」の文庫なのですが、ものっそリメイクされています
両方読み比べてみると、著者が前作で伝えたかったことを再度どう伝えるか、徹底的に勉強した、すごさが伝わってきます。


もともと涙なしでは読めないといわれてたビジネス書の原作を、より小説ライクにほぼ全部書き直す、その熱意はすごくあっという間に読み終わってしまいました


投資に、出版に、その他副業にふらふらしているヘッタ・チャンにとっては、自分の強みに特化しなくてはいけないと気付かせてくれたとても良い本で、もっとアクセルを踏み込まなくてはと思う今日この頃なのでした。


これ、本当に年末年始にまじオススメの一冊です



参考にした一説
「原さあ、さっきフェラーリ見たよな」
「……は、はい」
「あのフェラーリ、何人乗りだった?」
「えっと、ツーシーターだから二人乗りですけど」
「じゃ、なんでフェラーリが二人乗りかわかるか?」
「え……、いや」
突然出されたクイズに、言葉が詰まってしまう。


 「あのなあ、フェラーリってのは、速く走ることだけを考えて作られてんだよ。あらゆるパーツが軽量化されているし、風の抵抗を計算して車高も低く作られている。だから、なるべく人を多く乗せるなんてことは考えていないってわけだ」


 「そ、そうかも知れませんね」
 「だろ? 要は『速く走る』っていう強みに特化しているんだよ。だから弱点もたくさんある。家族五人で出かけようとしたらどうする? 無理だろ。買い物して荷物がたくさんあったらどうする? それも無理だ」


 「確かに」
 「だけどフェラーリからしたら、そんな弱点はどうでもいいんだよ。自分の強みを最大限生かすことしか考えてねえんだから。だから、お前の弱点なんてどうでもいい。そんなことよりも、自分の強みを生かすことを考えろってことだ、俺が言いたいのは。で、お前の強みは何だと思う?」


自分の強み? 自分の強みって何だ? ボクの頭の中が、始動したエンジンのようにグルグルと回転し始める。
 高校のときは、同級生よりもクルマに詳しかったからこの世界にやってきた。
 でも、同じ世界にいる人間なら、クルマに詳しい奴が一杯いるのは当然だ。そのなかでも、さらに自分の強みっていうのは何だ?
 確かに石田さんの言うとおり、今までのボクは自分の弱点にばかり意識がいっていた。
抜粋ここまで



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