20代、結婚までに知っておくべきお金の使い方情報をざっくりまとめてみました


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話


あるところにヘッテルが心配性なOLがおりました。


この就職氷河期にもかかわらず、運良く会社に入ったヘッテルでしたが、任された仕事は、誰でも出来る事務仕事で、もし会社が傾いたらと思うと心配でたまりません。


そこで、仕事をしながら資格を取ることにしました
資格があれば、万が一何かあっても、その資格で稼げると思ったのです


なにを取ろうか考えたヘッテルは、自分の好きなことを仕事にしたいと思って、興味のある資格を片っ端から取っていきました。


まずは、女性の憧れネイリストです。
爪爪爪〜とマキシマムホルモンの名曲を口ずさみ、ヘッドバンキングしながら、お勉強
無事、ネイリスト1級に受かりました


次は、やっぱり女性の夢、ウェディングプランナーです
花嫁さんのお手伝いをするあたし、素敵☆と頑張って、これも受かっちゃいました


その後も、カラーコーディネーター、インテリアコーディネーター、カウンセラーと、どんどん資格を取っていきました。


そんな中悪い予想は当たるモノで、ヘッテルの会社は倒産してしまいました。
でも、ヘッテルは慌てません。こんなこともあろうかと資格を取っておいたのですから


持っている資格を活かして、就職活動を始めたヘッテルでしたが・・・
ネイリストの時給はアルバイトだと、700〜800円、社員として就職しても今までの会社より激減
ウェディングプランナーは、時給だと1000円、初任給18万くらいと、ネイリストよりはいいですが、その代わり、土日出勤で夜遅く勤務は当たり前で、ぶっちゃけた話割が合いません


他の資格も似たり寄ったりで、どれも前職より条件が悪くなることばかりです
この現実に、ヘッテルはあんなに頑張ったのにと悔しがったということです

   
めでたくなしめでたくなし。 


こんにちは、マッチポンプ売りの少女ツイッター版よろしく、リアルでも「でぃす〜♪」とか「アチキ」って使ったら「気持ち悪いよ、年考えな」と友人に言われ、気分がヘッテル マネー・ヘッタ・チャンです


どうぜ、アチキが悪いですよ、えー、えー、そうですとも。


さて、今回のお話はそんな自分や周りが見えてないで、頑張っちゃうとお金で困っちゃうよというお話で「20代、結婚までに知っておくべきお金の使い方」を参考にしました


著者は公認会計士夫婦という世の中の共稼ぎ夫婦として、勝ち犬、勝ち組なのですが、お互いの価値観は真逆。


旦那さんはお金を稼ぐと良くも悪くもどんどん使っちゃうかと思えば、奥さんは、お金を稼いでも稼いでも、良くも悪くも全く使わないという御仁


その二人が、価値観をすりあわせながら、辿り着いた結婚までに知っておかなくてはいけないお金のことを、喧嘩のエピソードや、尻に敷かれるエピソードを交えながら、赤裸々に語っていきます。


結婚の晩婚化が進み、ますます失敗(離婚)がし辛くなっている昨今、読んでおくと良いと思える一冊でした



参考にした一説
90 仕事につながらない資格を取っても意味がない


 何か言いたいのかというと、世の中で「これは狙い目だ!」と言われているような資格というのは実はもう遅いということなのです。みんなが注目する資格を一生懸命取っても、他にも同じ人がたくさんいるのでは、資格の意味がないのです。


 たとえば、資格をたくさん持っている人もいますが、中には資格の数を増やすことに心血を注いでいる人もいるようです。資格を取ることが目的になっている状態です。
 しかし、資格勉強もタダではありませんし、時間もかかります。資格を取ることはいいことですが、それが仕事や収入につながってこないのであれば……果たして資格を取る意味があるのでしょうか?


 また、詳しくは後半でお伝えしますが、世の中には「これで独立できます!」といったうたい文句の「民間資格」もあります。主催者にお金を払って研修を受けるだけで資格が取れるのですが、何十万円とかなり高額なことが多く、その資格を取ったらできる仕事があるのかと言えば、実はその保証はないのです。


 その意味では、資格を取る時には次の2点を意識することが必要です。


・その釣堀には魚はいるか?………合格後、長い目で見て仕事があるか
・その釣堀には人はいるか?………殺到していると仕事が減ってしまう


 たとえば、今公認会計士は人が増えすぎているので人気が落ちていますが、人気が落ちている時が遂にチャンスかもしれない、ということです。


 国家資格は「公認会計士」の他、「税理士」「司法書士」「社会保険労務士」「栄養士・管理栄養士」「介護福祉士」などなど、多岐にわたっています。中には同時に持っていないと効果のないもの、一緒に持つと効果大!という資格もあります。


 難易度によって取得までにかかる時間も変わってきますが、どんなものでも最低3ヵ月くらいは必要になってくるでしょう。
 逆に言うと、3ヵ月頑張れば職にあぶれる不安が軽減されたり、資格取得を機に副業を始めたり、副業がきっかけになって独立を視野に入れたり…と、人生の選択肢も広がる可能性もあります。
 収入アップだけでなく、可能性を広げるという意味でも一度考えてみてもいいのではないでしょうか。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)



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