税金の「ソン・トク」の本音ぶっちゃけデビューのススメ


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話


あるところにフエーテルというお金が大好きな男がいました。
エーテルは稼いだお金を税金で取られるのがいやで、嘘の申告をして税金を誤魔化していました。
最初は本当に小さな金額を誤魔化していただけでしたが、何年もばれずにお咎めがなかったのでだんだん大胆になり、とんでもない金額を誤魔化して、ついには自慢までするようになりました


ある日税金を誤魔化してるという噂を聞いた税務署から、税務調査が入る連絡がフエーテルにありました


それをきいてから調査の日までたくさんの税金を誤魔化していたフエーテルは生きた心地がしませんでした


さて、調査の当日
エーテルは調査官から質問攻めに遭いました


・この領収証にあるお店には誰と行ったか
・ホームページに書いてある事業内容と関係ないことを経費にしている
・アルバイトを雇っているがどんな仕事をさせたか
・領収証はどう管理しているか
・カレンダーのゴルフと書いてる日は誰と行くのか
・取引先とどんな取引をしているか
などなど、根掘り葉掘りです


なれないフエーテルはそれぞれの質問に
・友人のアホスギンチャンと飲みにいきました
・それは趣味でした
・アルバイトはいとこの子に頼んでます。お金は適当に払ってます
・ゴルフは今こなかけてるヤンデレラとデートゴルフです
・取引先とは循環取引で売り上げ大きく見せてます


などと答えたために経費をほとんど否認され、遡って追徴課税
悪意があるとして重加算税までとられてしまい、これならちゃんと税金を払った方が良かったと思いましたが後の祭りだったとさ


めでたくなしめでたくなし


いまだに地震でもないのに揺れているよう感じる「地震酔い」に気分がメイッテル マネー・ヘッタ・チャン
不安だとこの症状は出るみたいなので、お茶でも飲んで落ち着きたいところですがその水さえ危ういので困ったモノです


さて、本日のモノガタリは事業主の不安の種、確定申告と税務調査の不安がヘッテルする一冊個人事業、フリーランス、副業サラリーマンのための 「個人か? 会社か?」から申告・節税まで、「ソン・トク」の本音ぶっちゃけます。を元に物語ってみました


個人事業主をやっている知り合いで税務調査が入ったことがある人がいないので(法人ではちょくちょくいるのですが)、対策や考えの要点がよくまとめてあり、勉強になりました


また別ページでは著者向けの節税対策が載っていて、マッチポンプ売りの少女が売れたら、ぜひ使わせてもらおうと思う制度があり興味を引きました
これはほとんど聞いたことがなかったのですが、兼業作家は絶対に知ってなくてはいけない制度でした


また個人事業主や法人オーナーにも、網羅的に税金のことを知ることが出来て、おすすめの一冊です
この本を買って、確定申告の修正したら、予定よりお金が返ってくる人って結構いるかもしれませんよ


参考にしたページ
255 税務署員の問いかけには、あいまいに即答しないこと

調査当日よ、どういうことが行われるのですか?


一般的な調査の流れは、だいたいこう。午前中は会社や事業についての聞き取り。事業内容とか取引先などについて聞かれる。で、お昼をはさんで、夕方までは帳簿や領収書の調査。


「家賃の按分の比率がおかしいんじゃない?」「取材のための旅費ということになっているけど、取材時の資料とか何かありますか?」「ホントは家族と旅行したんじゃない?「仕事のためにデジカメを買ったって言うけど、ホントに仕事に使っている証拠を見せて」みたいな指摘を受けるわけ。 1日で終わることもあれば、2〜3日かかることもある。
う……。それはドキドキしますね。


だから再三言っているけど、とくに経費は、いい意味で「誰でも納得できるストーリー」をしっかりつくっておくことが大切なんだ。


でも、3年前の経費なんて、領収書を見ても何を買ったのか覚えていないですよね?
まぁね.そういうときは「覚えていない.思い出すから時間をください」あとでちゃんと調べて回答します」と言ったほうがいい。税務署員とのやリとりは「即答しない」が基本。


あいまいな記憶を頼りに「たぶん、○○○○を買ったと思うのだけど……」とその場しのぎの回答をすると、あとで言葉尻をとらえて、「この前はこう言っていましたよ」「さっきと言っていることが違いますよ」と言い負かされてしまうかもしれないよ。


「思い出せない」と言って時間を稼ぎ、ストーリーを考える、みたいな作戦ですか?
というより、あくまでも、正確を期すための対応だということをわかってもらうこと。そうしないと調査忌避と思われ、印象が悪くなってしまうからね。


税務所員がチェックするポイント
 ●社長の受け答えの様子、とくに視線。人間性
 ●法人の場合、法人事業概況説明書、ホームページは必ず事前にチェックされていると思ってよい
 ●会社の組織、人数
 ●帳簿をキチンと整理しているか、頼んでから出てくるまでの様子
 ●カレンダー
 ●取引先、銀行
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)