ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれる


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


むかしあってこれからもおこるお話


あるところにインターネットを全然使ったことがない人がいました。
人と話すことやモノを運んだりすることが仕事が忙しく、ネットがなくても電話とFAXで何とかなったので、使う必要がなかったのです


そんな彼も、定年を迎えて時間が出来るとインターネットなるものをやってみることにしました


最初はよくわからかったものの、知り合いには便利な電話帳だと思って使えばいいと言われたので、なにか困ったりしたらネットで調べるうちに、なんとなくわかってきて、いろんなことをネットで頼むようになりました


水漏れがしたら、インターネットで調べた業者に来てもらう
テレビで美味しそうなモノが取り上げられていたらネットでお取り寄せ
退職金の運用先もネットで調べた証券会社にお願い


と表面上はネットを使いこなせるようになっていましたが、実は検索してクリックしていたのは、広告サイト
相場よりも高いお金で修理や食べ物、アドバイスを受けていることに、ついぞ気付くことはありませんでしたとさ


めでたくなしめでたくなし



こんばんは、うっかり一番風呂なのに、風呂を流してしまい、家族からの信頼がヘッテルなマネー・ヘッタ・チャンです。


さて、本日のモノガタリビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれるを参考にしました


2000年代のインターネットはGoogleありきといっても過言ではないでしょう
通常の検索だけでなく、
物議を醸し出したストリートビュー
Yahooを慌てさせた大容量のGメール
そして検索した人間をターゲットとするGoogleのキーワード広告


そのGoogleビジネスの功罪とそういった発想はどこから出てきたのか、そしてそれをどう活かすか
先駆的企業の発想を、個人の活動に落とし込む方法とそのヒントがそこかしこにある良書です


個人的には、徹底的にテストするという話の中でGoogleの青いロゴを決めるの44色の青を試したというエピソードが印象に残りました。


もう一段ビジネスマンとして飛躍したい方はこの「ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれる」、オススメです。ぜひ読んでみて下さい


参考にした一節
082 なぜこれほど多くの人々が、Googleの検索運動型広告とオーガニック検索結果を混同しているのだろう。


 2005年1月に発表されたPew lntemet and American LifeProject[インターネットの社会的影響を調査するプロジェクト]の調査によると、60%以上の検索者が有料の広告と無料の検索結果の区別がつかなかったという。


さらに、有料の広告と無料の検索結果をつねに区別できると答えた検索者は18%にすぎなかった。最新の調査結果は不明だが、おそらくちがいを見分けられるユーザーは当時より増えているだろう。しかし、私が友人や家族に聞いたかぎりでは、誤解はいまだに根強い。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)