財布の値段×200=年収!?


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ

むかしあってこれからもおこるおはなし


あるところに、バリュー・トウシデ・フエーテルという男がおりました
男は株式投資が大好きで、株価が安いところで買って、上手いこと稼いでいました


他の人は、どうしていつもそんなに安いところで買えるのかとフエーテルに聞いたところ、PERやPBR、CFを調べれば、今が何割引かわかると言いました。
だから半額になった時に買って普通の値段になったら売っているんだとも


しかし聞いたものはさっぱりわかりません、結局なにやら難しい魔法を使って儲けているんだろうと言われるようになりました


さて、ある時とても大変なことが世界中で起きて株価が暴落しました
エーテルは自分が今まで生きてきた中で1番株が安くなった時なので買えるだけの株を買いました
それだけでは飽きたらず、お金を借りてまで株を買って買ってかいまくりました
何せ世界中の株が半額のバーゲンなのです


これでまたすごく儲かる、フエーテルはそう思いました
ところがいつもだったら半値になれば、戻るはずの株価は戻る気配はありません


それどころか世界中でもっともっと大変なことが起きて株価がまだまだ下がります
株価はフエーテルが半額だと思っていたところからさらに半分になってしまいました


借金を抱えていたフエーテルはお金が返せなくなり、今まであったお金を失い、借金生活になってしまいました

結局、株価は大バーゲンセール時で90%引きになってから戻っていきましたが後の祭りでしたとさ


めでたくなしめでたくなし




こんにちは、上司がむかつくので、張り切って転職活動をしたら、以外と今の会社の歩合が良いことを知り、悩みがフエーテル マネー・ヘッタ・チャンです


今の仕事は不思議な世界で全く同じ仕事をしていても歩合が倍以上違うとかよくある世界なのでよく考えなきゃいけないなと


さて、本日のモノガタリはよく考えてものを買うことを気づかせてくれた一冊稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?という本


この本はヤリ手の税理士である著者が、稼いでいる人は仕事だけでなく持ち物や日々の習慣をいかに大事にしているかを説いている本です


自分は普段株の売買をしていますが株価というのは本当に不思議で値段なんてあってないようなもの
著者は買値の7割で売れるものを買えと言いますが株だと実際やるのは難しいんだよな〜と思ったので物語を作りつつ、紹介してみたくなりました


ちなみにこの本によると自分の使っている財布の値段の200倍が年収になるそうです
1000万を目指すなら最低でも5万の財布を買わなきゃいけないですね


紹介したい言葉
「いざとなったら、買った価格の7割で売れるモノ」を買う。


 私がふだん買い物をする時に心がけていることです。
 こうすると、同じ消費でも、いざという時少しでもリターンが見込めるに無駄の少ない消費」ができるようになります。


 たとえば、今私がオフィスで使っている仕事用の椅子は、アルベルト・メダというイタリアのデザイナーがデザインしたもの。このデザイナーの椅子は、背もたれの部分がメッシュになっているものが多いのですが、私がもっているのは日本では珍しい革張りのものです。


 この椅子を購入したのは数年前ですが、今でもオークションにかけると定価の7割以上で売れます。


 また、私の趣昧のひとつはギターなのですが、今私の手元にあるのはポール・リード・スミスというギター。このギターは世界中にコレクターがいて、値段が大幅に下がることはありません。


 このように、とくにちょっと高価なモノを買う時には、「いざという時に買った価格の7割くらいで売れるかどうか」をひとつの目安に探すようにしているのです。
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)